IRIS REST API でファイルのアップロード/ダウンロードを行う方法
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
こちらの記事 では、HTMLのフォームからRESTを使って画像ファイルをアップロードする方法をご紹介しました。
お客様からは、ダウンロードする方法もあわせてお問い合わせいただくことがあるため、この記事では両方の方法に加え、イメージファイル以外にも対応したサンプルをご紹介します。
サンプルでは、HTMLのフォームから IRIS REST API を呼び出してファイルの「アップロード/ダウンロード」を行っています。
【手順】
- ファイルの選択 ボタン押下でアップロードするファイルを選択する。
- upload ボタン押下で、ファイルをREST通信によりIRISサーバにアップロードする。
- アップロードされたデータを %request.MimeData で受け取り、サーバの「C:\temp\upload」に保存する。
- Download File リンクを押下し、3 のフォルダに保存したファイルをローカルにダウンロードする。
サンプルプログラムの使い方は次のとおりです。
- User.REST.cls(またはUser.REST.xml) をUSERネームスペースにインポートする
- IRISサーバでRESTの設定を行う。ウェブアプリケーション:/csp/user/rest、ディスパッチクラス:User.REST ※こちらの記事 を参考に設定を行ってください。
- test.html の接続先サーバアドレスとポートを変更する
- test.html を 任意の場所にコピーする(例:Webサーバ/IIS に配置するなら C:\Inetpub\wwwroot など )
- ファイルをクリック、もしくは以下をWebブラウザで開く http://localhost/test.html
ファイルを選択し Upload ボタンをクリックすると、IRISサーバにファイルが保存されます。
アップロードしたファイルをダウンロードしたい場合は、Download Files ボタンをクリックしてください。
詳細はサンプルのソースコードをご参照ください。
今回使用したサンプルはこちらにあります
👉https://github.com/Intersystems-jp/RESTUploadDownload
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