InterSystems IRIS との通信に SSL/TLS を使用する際のクライアントの構成について
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
InterSystems IRIS との通信に SSL/TLS を使用する際のクライアントの構成は、使用する技術によって変わってきます。
1. ODBCクライアント、IRISクライアントから接続の場合(IRISスタジオやターミナルなど)
2. .NET クライアントから接続の場合(SSLDefs.iniは要りません)
★1.ODBCクライアント、IRISクライアントから接続の場合(IRISスタジオやターミナルなど)
ODBCやIRISクライアントから接続する場合は、以下の記事にある設定が必要となります。
具体的には、SSLDefs.iniという設定ファイルを作成し、決められた場所に配置します。
【ご参考】
スーパーサーバやTelnetポートでSSLを有効にする際のクライアントの設定
注意:
設定ファイル (SSLDefs.ini) の使用には、以下の制限が適用されます。
- この設定ファイルは、irisconnect.dll 実行可能ファイルまたは irisconnect64.dll 実行可能ファイル (それぞれ 32 ビット・マシン用と 64 ビット・マシン用) を使用する接続にのみ使用できます。他のメカニズム (ADO など) を使用する接続では、この設定ファイルは使用されません。
- Windows クライアントから InterSystems IRIS への接続でこの設定ファイルが使用される場合、Kerberos 認証はサポートされません。
設定ファイル (SSLDefs.ini) の使用における制限について
★2..Net クライアントから接続の場合(SSLDefs.iniは要りません)
ADO.NET より接続する場合は、上記 SSLDefs.ini は使用しません。
クライアントOSの設定で、TLS 1.2 を有効にしてください。
以下のドキュメントもご覧ください。
InterSystems IRIS との通信に TLS を使用するための .NET クライアントの構成
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