#InterSystems IRIS for Health

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InterSystems IRIS for Health™は、世界で最も重要なデータを管理する医療アプリケーションの迅速な開発を目的に特別に設計された世界初、かつ唯一のデータプラットフォームです。 トランザクションの処理と分析、拡張可能な医療データモデル、FHIRベースのソリューション開発、医療情報の相互運用性に関わる標準規格への対応など、すぐに使える強力な機能を搭載しています。 これらすべての機能により、開発者は価値を実現し、画期的なアプリケーションをすばやく構築することができます。 詳細はこちらをご覧ください

記事 Megumi Kakechi · 3月 25 6m read

以前公開している こちら の記事では、「OAuth 2.0 を利用して IRIS から Gmail を送信する」方法をご紹介しています。

本記事では、 %Net.POP3 クラスを使用してメールを受信するサンプルをご紹介します。


【事前準備(Gmailの場合)】

外部アプリからGmailを受信するには OAuth 2.0が必要となるため、こちらの手順 に従ってAccessToken を取得しておきます。
また、「2.【準備】IRIS で、SSLクライアントの設定をする : 手順(4)」の手順に従って、GMAILSSL(任意の名前)の構成を作成しておきます。


【サンプルの内容】

以下のサンプルでは、

1.Gmailの受信サーバ(servername = pop.gmail.com)に、ユーザ名(user = xxx@gmail.com)、パスワード(pass = パスワード)、AccessTokenを使用して接続し、

Set status=server.Connect(servername,user,pass,accesstoken)

2.メールボックスの情報を取得し、

Do..ShowMailbox(server)

3.Fetch() メソッドを使用して、添付ファイルを含むメールの内容の取得し、
  (添付は server.AttachDir で指定したディレクトリに保存)

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記事 Tomoko Furuzono · 3月 23 1m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
 

クライアントーサーバ接続を担当するスーパーサーバで、SSLバージョン3とTLSバージョン1での通信が可能です。
このオプションを利用することで、通信上のデータを暗号化できます。

その他、Kerberosを使うことで通信上の暗号化も可能です。

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記事 Tomoko Furuzono · 3月 21 1m read

これはInterSystems FAQサイトの記事です。


大量の更新を行うプログラムで、処理途中に何らかの問題が発生してもデータを初期化して再度実行することができる状況では、プロセスレベルでジャーナリングを無効/有効に変更することが可能です。

※但し、トランザクションのロールバックにはジャーナルが必要ですので、ロールバックを正しく動作させたい場合にはこの方法は使用しないでください。

以下のコマンドを使用します。更新処理の開始と終了(またエラー処理での終了)の際に以下のコマンドを追加します。

//ジャーナリング無効化(停止)do DISABLE^%SYS.NOJRN
 
 //ジャーナリング有効化do ENABLE^%SYS.NOJRN


【注意】
こちらの機能は、ミラーリング対象のデータベースには使用できません。
DISABLE^%NOJRN を使用してジャーナリングを無効にしても、ミラーリングされたデータベースに影響はありません。


詳細は、以下のドキュメントをご参照ください。
ドキュメント:DISABLE^%NOJRN を使用したプロセス・レベルでのジャーナリングの管理

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記事 Tomoko Furuzono · 3月 19 3m read

これはInterSystems FAQサイトの記事です。


ISCLOG を有効にすることにより、CSP(REST)アクセスに関連するログ情報を収集できます。これを使用して CSP(REST)でのトラブル時の調査を行うことが可能です。  
◎このツールをトラブルシューティングに使用する場合は、基本的に、エラーを(意図的に)再現できる状況で使用します。
 他のウェブアクセス等がない状態で、単体実行してエラーを発生させ、このログを取得して調査します。
手順は以下のとおりです。

① ログをクリアします。

//IRISKill^ISCLOG//CachéKill^%ISCLOG


② ロギングレベルを設定します。

Set^%ISCLOG=3
------------------------------------
#0 ― ログを記録しません。
#1 ― 例外的なイベント (エラー・メッセージなど) のみをログに記録します。
#2 ― 'method ABC invoked with parameters X,Y,Z and returned 1234' などの詳細な情報をログに記録します。
#3 ― HTTP 要求から受け取ったデータなどの未処理のデータをログに記録します。
------------------------------------

 
③ CSPでエラーになる処理を行います。

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記事 Tomoko Furuzono · 3月 19 1m read

これはInterSystems FAQサイトの記事です。


質問:

オンラインバックアップの保存先にネットワークドライブ(NAS等)を指定することはできますか?

回答:

バックアップの保存先に指定することはできますが、推奨はしておりません。

推奨しない理由は、
オンラインバックアップの最終フェーズにDBアクセスを禁止して処理が実行されますが、 このとき、万一ネットワークエラー等でバックアップ処理がハングアップすることがあれば、システム全体に影響が及ぶリスクがあるからです。

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記事 Hiroshi Sato · 3月 17 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ネームスペースを管理ポータルで作成する際に、デフォルトでは、『相互運用プロダクション用にネームスペースを有効化』にチェックがついているため、そのチェックを意図的に外さない限り、新規作成したネームスペースは、インターオペラビリティ機能が有効になっています。

この機能が有効であることによる実用上の弊害(パフォーマンス等に影響する)は、特にありませんが、管理ポータル上のクラス表示にこの機能に関連するクラスが先に表示されて、ユーザー作成クラスの表示に余計な操作が必要になる等の操作上の余分な手間が発生する場合があります。

管理ポータル上でこの設定を無効にするメニューは用意されていませんが、以下の手順で無効化することができます。

- 相互運用性ネームスペースの無効化  

USER>set$namespace = “%SYS%SYS>write##class(%EnsembleMgr).DisableNamespace("FAQ",1)

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- 管理ポータルより該当のネームスペースの削除

- 管理ポータルより該当のネームスペースの再作成

再作成の際に「相互運用プロダクション用にネームスペースを有効化」のチェックを外す 

- 相互運用性ネームスペースの確認

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InterSystems公式 Seisuke Nakahashi · 3月 11

InterSystems IRIS での OpenEHR を利用について

InterSystems IRIS で OpenEHR を利用することについてご質問をいただくことがあります。それに対する回答は一般的に、組織がアプリ構築において OpenEHR をなぜどのように実装したいのかに大きく左右されます。簡単なガイドはこちらになります。

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記事 Hiroshi Sato · 3月 11 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

8192文字を超える文字列をODBC経由で取得した場合に特定のODBCクライアントとの組み合わせにおいて文字列が途切れて取得されるケースが報告されています。

このような状況が発生した場合、該当するODBCデータソースの設定画面でUnicode SQLタイプをチェックすることで問題が解消されることがわかっています。

 

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記事 Hiroshi Sato · 3月 10 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

大量のレコードが含まれるテーブルに対して、select count(*) from テーブル名の応答が遅い、または応答がタイムアウトする場合には、ビットマップ・エクステント・インデックスを追加することで問題を解消することができます。 

ビットマップ・エクステント・インデックスを追加する方法は、以下をご参照ください。 

ビットマップ・エクステント・インデックスの追加方法

クラス定義に以下のような定義を行うことで、ビットマップ・エクステント・インデックスを追加することもできます。

Index IndexName [ Extent, Type = bitmap ];
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記事 Hiroshi Sato · 3月 4 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

ObjectScriptの%Netパッケージのライブラリクラスを利用して、ファイルを他のサーバーにアップロードすることができます。

以下のCurl コマンドと同じことを ObjectScript で実現する方法を紹介します。

curl -X POST "http://localhost/api/upload/csv?a=123&b=999" -F file=@"C:/temp/a.csv":/temp/a.csv"

クライアントのObjectScriptコードを以下の様に作成します。

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記事 Hiroshi Sato · 3月 4 4m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

計算プロパティを定義する際に利用可能なキーワードが複数あります。

詳細は、以下をご参照ください。

計算プロパティの定義

実際のこれらのキーワードの関連性は、少々複雑ですので具体的なコードを作成して動作を確認してみます。 

以下のようなクラス定義を作成します。(プロパティとインデックス定義のみ表示します)

完全なクラス定義は以下より、ダウンロードできます。

サンプルクラス定義

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記事 Hiroshi Sato · 3月 3 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

IRISには、データ項目の値を実体として持たずに、何らかの演算処理の結果として提供する機能があります。

これを計算プロパティまたは計算フィールドといいます。

計算プロパティを定義するためには、最低限以下の手順を実行します。

プロパティ定義にSqlComputedキーワードを含めます。

プロパティ定義にSqlComputedCodeを含めて、値を算出するための処理ロジックとして含めます。

または、SqlComputedCodeを含めずに、代わりに<プロパティ名>Computationという名前のクラスメソッドを記述します。

以下は、Age(年齢)プロパティを計算プロパティとして定義した例になります。

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記事 Mihoko Iijima · 10月 10, 2023 15m read

開発者の皆さん、こんにちは。

この記事では、複雑なJSON形式の文書を「JSONテンプレートエンジン」を利用して生成させる方法をご紹介します。

「JSONテンプレートエンジン」については、6月のウェビナーで使用例をご紹介しましたが、JSON生成対象として医療情報交換標準規格であるFHIRリソースのJSON(例:Patientリソース)を例に解説しています。

このエンジンは、JSON形式の文書であればどのような種類のデータでもご利用いただけますので、一般的なJSON形式の文書を利用して使い方をご紹介します。

例に使用するJSONはこちら👉 https://api.openbd.jp/v1/get?isbn=978-4-7808-0204-7&pretty

このサンプルから以下の部分を抜き出して、ObjectScriptでJSON形式の文書を組み立てていく方法をご紹介します。

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記事 Megumi Kakechi · 2月 26 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
埋め込みSQLの出力ホスト変数は、SQLCODE=0(埋め込みSQL正常終了)の場合のみ、正しい値が設定されていることが保証されます。

InterSystems製品のバージョンによっては、SQLCODEが0以外の場合(該当データがない100やエラー等)で値が設定される場合もありますが、その値は無効です。

特に、IRIS2021.1以降のバージョンでは、SQLCODE=100 の場合、INTO 節で指定された出力ホスト変数は NULL("") にクリアされますので注意が必要です。

Cacheや、IRIS2020.x 以前のバージョンでは、明示的な値のクリアを行っておりませんでしたが、こちらについても値は保証されるものではありません。

埋め込みSQLを使用する場合は、必ずSQLCODEを確認してエラーチェックを行うようにして下さい。
また、エラーチェック以外でも、SQLCODE = 0(データあり) の場合と SQLCODE = 100(データなし) の場合は処理を分けるようにし、SQLCODE = 100 の場合は出力ホスト変数を参照しないようご注意ください。


例)
誤った使用例:

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記事 Hiroshi Sato · 2月 25 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

以下の様なCurl コマンドで送信したファイルを受け取るRESTサービスを作成する方法を紹介します。

curl -X POST "http://localhost/api/upload/csv?a=123&b=999" -F file=@"C:/temp/a.csv"

クライアントからPOSTされたファイルを受け取ってサーバーに保存するRESTサービスは以下の様に作成します。 

(このサンプルでは、1000文字以下の小さいサイズおよび文字コードはutf-8のファイルを想定しています。)

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InterSystems公式 Masahito Miura · 2月 21

2025 年 2 月 15 日 – 警告:SQLクエリが間違った結果を返す

インターシステムズは、SQL クエリが不正な結果を返す原因となる 2 つの問題を修正しました。さらに、日付/時刻データ型の処理における不整合を修正しました。この日付/時刻データ型の処理の修正により以前の不整合な動作に依存していた既存のアプリケーションでは、異なる予期しない(正しい)結果が返される可能性があります。

DP-436825: ラテラル結合を使用したSQLクエリが間違った結果を返すことがある

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お知らせ Mihoko Iijima · 2月 17

皆さん、こんにちは!

これから InterSystems 製品で開発を始める/未使用の機能を確認したい/運用保守を担当する  など、担当される役割や学習目的に合わせた最適なラーニングパス(学習経路)を確認できるページを公開しました!

💡InterSystems ラーニングパス💡

学習経路に沿った学習内容(数分の解説ビデオ、対象となる日本語ドキュメント、コミュニティ記事、セルフラーニングビデオ、体験環境付き演習(英語のみ)、オンラインラーニング(英語のみ)、講師付きトレーニングコース)を確認しながらご自身のペースで学習を進めていただくことができます。

以下、ページの使い方を簡単にご紹介します。下図のように、役割毎に各種パスが用意されています。

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記事 Megumi Kakechi · 2月 17 3m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

1. 整合性チェックの目安の時間

整合性チェックの目安の時間は、環境により異なってきます。ディスク速度やDBサイズに大きく依存してきます。

同じディスク上に置かれた比較的サイズの小さなDATでまず実施して、サイズと経過時刻からおおよその時刻を推測してください。

また、整合性チェックの方法によって要する時間が変わってきます。

詳細は参考記事で紹介しております「整合性チェックの各方法の違いについて」をご覧ください。
 

2. 動作状況(正常に稼働しているか)を確認する方法

ターミナルで整合性チェックを実行していただく場合は、現在どのデータベース/グローバルのチェックを実行しているのかを出力ログ(画面またはファイル)にて確認することが可能です。

管理ポータルで実行する場合は、整合性チェックの実行プロセスID(※PIDの確認方法)を指定して、ターミナルで以下のコマンドを実行することにより確認することが可能です。
詳細については、ドキュメント をご覧ください。

%SYS>do Display^Integrity("^IRIS.TempIntegrityOutput(2596)")  // 整合性チェック実行プロセス(2596)の場合
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記事 Hiroshi Sato · 2月 12 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

インターオペラビリティ機能を使用してビジネスホストのビジネスロジックを実装する際に、デバッグ等の目的でログ出力を行うための専用マクロが用意されているので、ご紹介します。

以下のマクロが用意されています。

$$$LOGINFO("これはログです。")  
$$$LOGERROR("これはエラーです。")  
$$$LOGWARNING("これは警告です")
$$$LOGSTATUS(status) 
$$$LOGSTATUS(status2) 
$$$ASSERT("これはアサートです。")

ビジネスオペレーション等のコードに上記のコードを書くことにより、インターオペラビリティのイベントログにその内容が表示されます。

以下の様に表示されます。
 

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記事 Megumi Kakechi · 2月 4 4m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

整合性チェックを行う場合、管理ポータルやタスクマネージャーから行う方法と、ターミナルから ^Integrity ユーティリティを使用して行う方法があります。

こちらのトピックでは、それぞれの違いをご説明します。
 

管理ポータル、整合性チェックタスク、
および SYS.Database の IntegrityCheck メソッドから行う方法


こちらの方法は、選択した複数のデータベースや、1 つのデータベースに格納された選択可能な複数のグローバルを対象に整合性をチェックを行います。

管理ポータル
[システムオペレーション] > [データベース] 整合性チェック・ボタン
※チェックを行いたいネームスペース、必要に応じてグローバルを選択し、実行・ボタンをクリック

整合性チェックタスク
[システムオペレーション] > [タスクマネージャー] > [タスクスケジュール] 整合性チェック・タスク 


SYS.Database クラスの IntegrityCheck メソッド:

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InterSystems公式 Megumi Kakechi · 1月 29 1m read

インターシステムズは、InterSystems IRIS、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect のメンテナンスバージョン 2024.1.3 をリリースしました。
 

✅ 2024.1.3

2024.1.3 は、最近発行された以下の警告の修正を含む、以前のリリース2024.1.x のバグフィックスを提供します。
警告:特定の $List 操作でデータベースとジャーナルファイルに不正なデータが作成される

詳細な情報は、以下のページをご参照ください(すべて英語版です):


キットの取得方法

本製品は、従来からのインストーラパッケージ形式と、コンテナイメージ形式をご用意しています。その一覧は、以下のサポートプラットフォームページ(英語)をご覧ください。
Supported Platforms webpage

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記事 Megumi Kakechi · 5月 31, 2022 4m read

InterSystems IRIS 2021.2 のバージョンより、Embedded Python を使用できるようになりました。

Embedded Python で Excel のデータを IRIS グローバルに格納する方法 では pandas.DataFrame のデータを InterSystems IRIS グローバルに保存する方法をご紹介しました。
こちらの記事では、その逆の「InterSystems IRIS グローバル($LB) を pandas.DataFrame に変換する」方法をご紹介します。

以下のようなグローバルを、Embedded Python を使用して DataFrame に変換します。

USER>zwrite^ISJ^ISJ=4^ISJ(1)=$lb("Name","Age","Address")
^ISJ(2)=$lb("佐藤","50","東京")
^ISJ(3)=$lb("加藤","40","大阪")
^ISJ(4)=$lb("伊藤","30","京都")


%Library.GlobalクラスのGetクエリ を使用して取得し、iris.sql.execを使用して DataFrame に格納する方法があります。
ただし、こちらの方法はリスト形式($LB)のまま DataFrame に変換します。

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記事 Mihoko Iijima · 1月 21 16m read

開発者の皆さん、こんにちは。

Teams ワークフロー Webhook を用意すると、curl コマンドや REST クライアントを利用して Teams チャネルに任意メッセージを簡単に送信できるので、IRIS や IRIS の Interoperability を使って自動的に何か情報を入手+必要なときだけ Teams チャネル通知ができたら面白いな、と思い試してみた内容をご紹介します。

以下、Teamsワークフローの作成例です。

Teams ワークフローの仕様に合わせたメッセージ用 JSON が用意できれば、こんなメッセージを出すことができます。

Teams チャネルにメッセージを通知するには「Teams ワークフローの Webhook」の用意が必要です。(この用意によってアクセスするために必要なURLが生成されます)詳しくは、「Microsoft Teamsのワークフローを使用して受信 Webhook を作成する」をご参照ください。

通知までの設定などについては、こちらのページを参考にさせていただきました:Teams チャネルへメッセージ送信する方法

以下、試した順でご紹介します。

1. curl コマンドでまずは実行してみる

2. シンプルにターミナルから試す

3. 通知メッセージのJSONを変えてみる

4. メッセージのJSONをJSONテンプレートエンジンで作ってみる

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記事 Tomoko Furuzono · 1月 17 1m read

これはInterSystems FAQサイトの記事です。


質問:

データベースファイルが存在するフォルダ全体をコピーしたとき、コピーしたデータベースファイルをマウントできません。なぜですか?

回答:

コピーした データベースファイル(iris.dat / cache.dat)のあるフォルダに、拡張子lck(iris.lck / cache.lck)のファイルが存在していないでしょうか?
InterSystems製品を停止せずに(もしくは、ディスマウントせずに)データベースファイルをコピーした場合、コピー前の情報を保持したままの lckファイルが残ってしまい、コピー後にマウントできない状況になります。
また、InterSystems製品を停止せずにコピーしたデータベースファイルは正しい状態ではないので、問題が生じる可能性があります。
コピー元のInterSystems製品を停止(もしくはディスマウント)した後、再度データベースファイルををコピーし直してください。

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記事 Tomoko Furuzono · 1月 17 1m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

2024.1以降のバージョンにおいて、組み込みPython実行時のPythonのバージョンを自由に選択できるようになりました。(フレキシブル Python ランタイム機能)
これにより、新しいPythonバージョンへアップグレードや、特定のディストリビューションを使用する、などということが可能になります。
ドキュメント:フレキシブル Python ランタイム機能の概要
但し、オペレーションシステム及びIRISのバージョンによってサポート状況は異なります。
詳細は、下記ドキュメントページをご確認ください。
IRIS/IRIS for Health 2024.1
最新バージョン
※間のバージョンについては、それぞれ各バージョンのドキュメントをご確認ください。 
 
また、Embedded Pythonの最新情報については、下記セミナー動画もご参考になさってください。
開発者向けオンラインセミナー:Embedded Pythonの新機能
※フレキシブルPythonランタイムについては、3'40"あたり~

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記事 Hiroshi Sato · 1月 17 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

SQLでのストリームフィールドの取得についてはこちらのドキュメントに記載されております。

ストリーム・フィールド・データのクエリ


例: キャラクターストリームデータの50文字取得する

select substring(field1,1,50) from sample.streamtable

%SQL.Statement を使用したクエリでそのストリームオブジェクトのOREF値を取得して、ストリームデータにアクセスすることもできます。

 set stmt=##class(%SQL.Statement).%New()
 set status = stmt.%Prepare("select field1 from sample.streamtable")
 set rs=stmt.%Execute()
 write rs.%Next()
 set clob=rs.%GetData(1)
 write clob.Read(50)

埋め込みSQLを使用する場合は、そのストリームオブジェクトのOREFではなくストリームIDが返ってくるので、以下のようにストリームをオープンする処理を追加する必要があります。
 

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記事 Hiroshi Sato · 1月 17 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Question:

使用中のプログラムをコンパイルして保存すると、現在そのプログラムを実行中のプロセスに影響しますか?

Answer:

実行中のルーチンはその旧バージョンをメモリー上に保持しているため、コンパイルして新しいルーチンが保存されても影響なく実行を継続できます。

クラスのメソッドについても同様です。 再度そのルーチンが呼び出された時点でコンパイルされた新しいルーチンが使用されるようになります。

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記事 Hiroshi Sato · 1月 17 2m read

Mac版IRISでは、現状Pythonのバージョンが固定(3.11)なのですが、これに付随する他製品との相性問題に遭遇しましたので報告します。

今までEmbedded Pythonは調子よく動作していたのですが、ある時から急に動作しなくなりました。

原因を調べてみると、Python3.13がインストールされ、それがデフォルトとして上書きされたため、irispythonコマンドを発行すると、それが内部で3.13を呼ぶ様になってしまったためでした。

ちなみにiris session でログインし、そこからEmbedded Pythonを実行する場合は、問題ありません。

あくまでもirispythonコマンドで直接.pyファイルを実行する場合に発生する問題です。

そしてとりあえずの対処法は、python3をpython3.11で置き換える方法です。

以下のような感じです。(どのMacでもbrewコマンドでインストールした場合、ディレクトリ構造は同じだと思いますが、違う可能性もゼロではありません)

cp /opt/homebrew/bin/python3.11 /opt/homebrew/bin/python3

さて、ところで何で3.13がインストールされていたのかというと、

IRIS SQLのLOADコマンドを動作させるためには、JDKまたはJREが必要なのでそれをインストールしました。

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InterSystems公式 Ayumu Tanaka · 1月 15

インターシステムズは、特定の $List シンタックスを使用することで不正なデータベースとジャーナルレコードが作成される問題を修正しました。この問題が発生する可能性は非常に低いものですが、発生した場合の影響は非常に大きなものとなります。

この問題は、以下の製品およびそれらベースとしたその他のインターシステムズ製品に存在します:

  • InterSystems IRIS® : 2023.3, 2024.1.0, 2024.1.1, 2024.1.2, 2024.2, 2024.3
  • InterSystems IRIS® for Health: 2023.3, 2024.1.0, 2024.1.1, 2024.1.2, 2024.2, 2024.3
  • HealthShare® Health Connect: 2023.3.0, 2024.1, 2024.1.1, 2024.1.2, 2024.2, 2024.3
  • HealthShare® Unified Care Record と関連製品: 2024.2

この問題はUnicode版の製品でのみ発生します。

以下のシンタックスでグローバル上のリスト形式データに新しい要素を追加する際に問題が発生します。

SET $LIST(<グローバル>, *+1) = 値

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