FHIR Tips:FHIRドキュメント(診療情報提供書や退院時サマリ―など)をPOSTする方法
FHIRドキュメント(診療情報提供書や退院時サマリ―など)をFHIRリポジトリにPOSTする場合、
エンドポイント/Bundle
上記URLでPOSTできます。(以下の例では、IRIS for Healthに用意したFHIRリポジトリを使用しています。)
.png)
GET要求で確認してみます。
.png)
登録できたことを確認できました。
FHIRリポジトリに登録したFHIRドキュメントですが、文書番号を指定してGETできると便利なのですが、現時点(バージョン2023.1)のIRIS for HealthのFHIRリポジトリでは、FHIR標準仕様にあるBundle の SearchParameter :composition について未対応のため、Composition.identifier を指定した Bundleリソースに対する GET要求が行えません。
そこで回避策として、Bundle登録時 Composition.identifier.value に設定している文書番号を Bundle.identifier.value にも設定しPOSTします。こうすることで、Bundle の Search Parameter:identifier に文書番号を指定でき、対象となるBundleリソースをGETできます。
文書例:(長いので途中までの抜粋です)
{
"resourceType": "Bundle",
"meta": {
"profile": [
"http://jpfhir.jp/fhir/eDischargeSummary/StructureDefinition/JP_Bundle_eDischargeSummary"
],
"lastUpdated": "2023-06-02T09:07:07Z",
"versionId": "1"
},
"identifier": {
"system": "http://jpfhir.jp/fhir/Common/CodeSystem/resourceInstanceidentifier",
"value": "DOC0101"
},
"type": "document",201 created が戻ったらGETしてみます。
.png)
Bundle.identifier.value に追加登録した文書番号でGETできることを確認できました。
本来はBundleのSearchParameter通りに動作できるほうが良いのですが、現時点では未対応のため対応バージョンがリリースされるまでこの方法で回避いただくことになります。
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