IAM 3.4 リリースのお知らせ
IAM 3.4 リリース
InterSystems API Manager (IAM) 3.4.2 が公開されました。IAM 3.4 では、バグフィックスや細かな改良に加え、IRISのお客様にとって興味深い新しい機能がいくつか追加されています。
- カスタマーグループは コアエンティティとなりました。カスタマーグループを利用することで、カスタマーのグループを選択するのに違う構成を適用することが可能となります。これらは 高度なレート制限や リクエスト・レスポンス変換に利用可能です。 詳細は カスタマーグループ ドキュメントをご参照ください。
- OpenID Connect (
openid-connect)- このプラグインでエラー原因ヘッダをサポートしました。このヘッダは、
expose_error_codeをfalseにすることで無効に出来ます。 - OpenID Connect で
token_cache_key_include_scopeにtrueを設定することで、トークンキャッシュキーへのスコープを追加できるようになりました。
- このプラグインでエラー原因ヘッダをサポートしました。このヘッダは、
- GraphQL Rate Limiting Advanced (
graphql-rate-limiting-advanced)- このプラグインの
hostフィールドで、Kong upstream ターゲットを受け取れるようになりました。
- このプラグインの
- OpenTelemetry (
opentelemetry)- AWS X-Ray で AWS X-Ray propagation ヘッダをサポートしました。
header_typeフィールドはawsの値を通じ、特定の propagation ヘッダを扱えるようになりました。
- AWS X-Ray で AWS X-Ray propagation ヘッダをサポートしました。
- Proxy Cache Advanced (
proxy-cache-advanced)content_typeに対する、ワイルドカードとパラメータマッチ検索をサポートしました。- キャッシュキー URI を小文字で扱える、構成パラメータ
ignore_uri_caseを追加しました。
- JWT Signer (
jwt-signer)- 構成フィールド
add_claims,を追加し、JWTに 追加クレームを渡せるようになりました。
- 構成フィールド
IAM は、InterSystems IRIS サーバとアプリケーション間の API ゲートウェイであり、HTTP ベースのトラフィックを効果的に監視、制御、および管理するためのツールを大規模に提供します。 IAMは、InterSystems IRISライセンスの無償アドオンとして提供されます。
IAM 3.4は、WRCソフトウェア配布サイトのComponentsエリアからダウンロードできます。
ダウンロード、インストール、IAMの使用方法につきましては、インストール・ガイドをご参照ください。InterSystems IRIS での使用に関する詳細な情報についてはドキュメントをご参照ください。パートナーであるKong社では、IAMの使用に関する詳細なドキュメントとしてKong Gateway (Enterprise) 3.4ドキュメントを提供しています。
IAMは、OCI(Open Container Initiative)、別名Dockerコンテナ形式でのみ利用可能です。コンテナイメージは、Linux x86-64およびLinux ARM64用のOCI準拠のランタイムエンジンとして利用可能です。詳細はサポートプラットホームドキュメントをご参照ください。
このリリースのビルド番号は IAM 3.4.2.0-5604 です。
このリリースは Kong Gateway (Enterprise) バージョン 3.4.2.0をベースとしています。
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