TCP アダプタの StayConnected の設定に関する注意点
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
TCP アダプタを使用するビジネスホストの [接続中を維持(StayConnected)]と[プールサイズ(PoolSize)]のデフォルト設定値は以下の通りです。
StayConnected = -1(常時接続タイムアウト無し)
PoolSize = 1
PoolSize = 1
ネットワークの問題でビジネスホストへの接続が切断された場合に、プロダクション側では切断されたことを検知できないため新しい接続を受け付けません。
またこの状況の時、イベントログにも記録されません。
StayConnected が デフォルト値(-1)の場合、接続がタイムアウトしないため新しい接続を受け付けるためには、ビジネスホストを再起動する必要があります。
このような状況を回避するためには、StayConnected を 0 以上の値に設定することを推奨します。
例えば300(秒)に設定した場合、TCP ビジネスホストは 300 秒以上新たなメッセージを受信しなかった場合に、自動的に接続を切断して再接続できます。
処理量の多いシステムの場合には、通常 StayConnected の値をさらに小さな値、例えば 5(秒)に設定します。
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