VSCode:エラー発生行に移動する方法
開発者の皆さん、こんにちは!
ObjectScriptのコード実行中にエラーが発生した場合 "<UNDEFINED>HelloWorld+2^Simple.Demo.1 *name" のようなエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージの読み方については、ObjectScriptクックブックの「ObjectScriptでエラーが発生したら」のエラーメッセージの読み方 をご参照ください。
エラー行の特定を行う際、VSCodeのコマンドパレットを利用すると簡単に対象行にジャンプできますので、以下、方法をご紹介します。
1)VSCodeのView→Command Palette... を開きます。
2) 「ObjectScript:Open Error Location...」を選択します(初回は表示項目に登場しないため > の後ろに ObjectScript と入力すると表示されます)。
3) テキストボックスが表示されるので、エラーメッセージの出力情報の中から ラベル名+行数^生成ルーチン名 をコピーして貼り付け、Enterをクリックします。
※スタジオにも同様の機能がありますが、VSCodeの場合対象となるコード(生成コードの元コード)をVSCode上で表示していなくても対象となる生成ルーチンを開きエラー行をポイントしてくれます。
.png)
サンプルに使用したクラス定義は以下の通りです。
Class Simple.Demo
{
/// DescriptionClassMethod HelloWorld(name As%String, ByRef nameReverse As%String) As%String
{
write"Hello world!",!
set nameReverse=$reverse(name)
set modori=name _" は友達です。"return modori
}
}
ターミナルでのテスト実行例は以下の通りです。
USER>do##class(Simple.Demo).HelloWorld()
Hello world!
set nameReverse=$reverse(name)
^
<UNDEFINED>HelloWorld+2^Simple.Demo.1 *name
USER 2d1>ぜひ、使ってみてください!
ディスカッション (0)0