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InterSystems CachéはマルチモデルのDBMSおよびアプリケーションサーバーです

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ドキュメント

記事 Tomoko Furuzono · 11月 24, 2020 4m read

最近、InterSystems 内で PHP から Caché ベースの Web サービスに接続が必要になる事例がいくつかありました。 これらの最初の事例とは、実はこの開発者コミュニティそのものであり、他の InterSystems サイト/アプリケーションとのシングルサインオンに Web サービスを使用しています。 次の例は、パスワード認証を使用して PHP から Caché ベースの Web サービス(具体的には SAMPLES ネームスペースの Web サービス)に接続する方法を示しています。


(注意: この例は、/csp/samples に対してパスワード認証が有効になっていることを前提としています。) 

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記事 Tomoko Furuzono · 11月 24, 2020 2m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
[管理ポータル] > [システムオペレーション] > [ライセンス使用量] ページで表示される各項目の意味は以下のとおりです。
 ① 現在使用中のライセンス数:現時点のライセンスユニット使用数です。

② 最大ライセンス使用:インスタンスが起動した後、現在に至るまでで最もライセンス使用の大きかった時点の
            "現在使用中のライセンス数"です。

③ 許可されたライセンス数(Cache.Key/iris.keyの値):該当システムで許可されている最大ライセンスユニット数です。

④ 現在の接続:現時点のクライアントからの接続数です。

⑤ 最大接続:インスタンスが起動した後、現在に至るまでで最も接続数の大きかった時点の"現在の接続"です。
(A) ローカル:表示しているサーバのインスタンスで消費しているライセンスの情報です。

(B) リモート:マルチサーバライセンスを使用して複数インスタンスでライセンス共有している場合の、共有している全インスタンスで消費しているライセンスの合計値の情報です。
 

※ライセンス共有を行うには、ライセンスサーバの設定が必要です。詳細は下記トピックをご参考になさってください。
複数インスタンスでライセンスを共有する場合に必要な設定

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記事 Hiroshi Sato · 11月 23, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です

 1. エクスポートAPI

a. ルーチンを個別に指定してエクスポートする場合は、$system.OBJ.Export() を使用します。

例: 

do $system.OBJ.Export("TEST1.mac,TEST2.mac","c:\temp\routines.xml",,.errors)

指定する形式は ルーチン名.拡張子 で、拡張子は mac,bas,int,inc,obj を指定します。

エクスポート中のエラーは errors に格納されます。

$system.OBJ.Export() の詳細はクラスリファレンス %SYSTEM.OBJ を参照してください。

b. ワイルドカードを使用してエクスポートする場合にも、$system.OBJ.Export() を使用します。
例: 

do $system.OBJ.Export("*.mac",c:\temp\allmacroutines.xml")

※バージョン2008.1より前では、$system.OBJ.ExportPattern() を使用します。

2. インポート方法

a. ファイルに含まれる全ルーチンをインポートする

ファイルに含まれる全ルーチンをインポートするには $system.OBJ.Load() を使用します。

例: 

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記事 Hiroshi Sato · 11月 23, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

変数等命名規約に関して、InterSystems自体が定めている規則の様なものはありません。

しかし、チームで開発を行う際には、何らかの命名規約を作ることをお勧めします。

一般的には、変数名から使用目的が容易に想像できる様な名前付けが好ましいです。

名前の長短で、実行性能には有意な差はないと考えて結構ですので、一目見て内容が理解しやすく、他の名前と明確な区別ができるよう、ある程度の長さを持った命名を心がけることをお勧めします。

また、先頭のアルファベットを大文字にする、単語の先頭は大文字にするというのが一般的です。
しかし、昨今は、Javaで良く使われる、先頭は小文字で初めて、途中の単語の始まりを大文字にするという命名規約を使う開発者も増えてきました。

さらに変数のタイプ(一時変数、パラメータなど)がわかるように、先頭の文字で表現する方法もよく使われます。
(例: tSC,pLengthなど)

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記事 Tomohiro Iwamoto · 11月 23, 2020 21m read

この記事では、OData API 標準に基づいて開発された RESTful API サービスを利用するための IRIS クライアントの開発について説明します。

HTTP リクエストを作成し、JSON ペイロードの読み取りと書き込みを行い、それらを組み合わせて OData 用の汎用クライアントアダプタを構築する方法を確認するため、多数の組み込み IRIS ライブラリを説明します。 また、JSON を永続オブジェクトに逆シリアル化するための新しい JSON アダプタについても説明します。

RESTful API の操作

REST は World Wide Web の標準化に関する作業から作成された一連の設計原則です。 これらの原則はあらゆるクライアントサーバー通信に適用でき、HTTP API が RESTful であることを説明するためによく使用されます。

REST はステートレスなリクエスト、キャッシュ処理、統一した API 設計など、さまざまな原則を網羅しています。 ただし、詳細な実装については網羅していません。また、これらのギャップを埋めるための一般的な API 仕様は存在しません。

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記事 Mihoko Iijima · 11月 20, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

バックアップには、以下4種類の方法があります。

  1. 外部バックアップ
  2. オンラインバックアップ(コンカレントバックアップ)
  3. コールドバックアップ
  4. レガシー並行外部バックアップ

詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。

バックアップの方法について【IRIS】
バックアップの方法について

1、2、4は、インスタンスを停止せずにバックアップが行えます(末尾の関連情報もご参照ください)。3 は、インスタンスを停止した後でバックアップを行う方法です。

またシステム構成や障害バターンを基にバックアップを設計、計画する上での注意点、自動化のサンプルやバックアップを実施する上で役立つ各種関連技術についてはInterSystems Symposia 2014 発表資料 をご参照ください(※1)。

※1:InterSystems Symposia 2014でご紹介した内容で、Cachéと記載がありますがバックアップ方法についてはIRISも同様です。

【関連情報】(コミュニティ/FAQトピックをリンクしています)

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記事 Mihoko Iijima · 11月 20, 2020 3m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

(2025/2/17更新)担当される役割や学習目的に合わせた最適なラーニングパス(学習経路)を確認できるページ :InterSystems ラーニングパス をご利用ください(ページの使い方については、記事「学習目的に合わせた最適なラーニングパス(学習経路)を確認できるページ」をご参照ください)。

また、現在ご覧いただいている開発者コミュニティの中では、初心者(beginner)タグ があり、下記セルフラーニング用資料/ビデオをご用意しています。ぜひご参照ください。

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記事 Hiroshi Sato · 11月 16, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

Config.Configurationクラス、SYS.Databaseクラスのメソッドを使用して、ネームスペース・データベースの作成及び登録をターミナルから実行することができます。

以下はデータベースファル/CacheDB/AAA/cache.datを作成し、構成ファイル(cache.cpf)にデータベース AAA、及び、ネームスペースAAAの登録を行う一連の実行例です。
*実行は、%SYSネームスペースで行って下さい。*

Set Directory="/CacheDB/AAA/"
Set x=$ZF(-100, "/shell", "mkdir", Directory)
Set db=##Class(SYS.Database).%New()
Set db.Directory=Directory
Set status=db.%Save()
Set DBName="AAA"
Set status=##class(Config.Configuration).AddDatabase(DBName,Directory)
Set NSName=DBName
Set status=##class(Config.Configuration).AddNamespace(NSName,DBName)
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記事 Hiroshi Sato · 11月 16, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

InterSystems ObjectScript言語では引数の異なる同名のメソッドを定義することはできません。

InterSystems ObjectScript言語は一般的に動的言語と呼ばれるプログラミング言語に分類されます。

ObjectScriptではメソッド実行時にどの引数を使用するかどうかは自由に制御可能ですので、動的プログラミング言語ではないJava等の言語と異なり、コンパイルの段階で厳密に引数の数でメソッドを区別する必要がありません。

従って ObjectScript言語は、オーバーロードと一般に呼ばれる言語仕様を含んでいません。

Java等で記述されたプログラムを移植する際にオーバーロード相当の機能を実現するには、

ClassMethod test(args... as %String)

のように引数の後ろに ... を付加します。

これにより、可変長引数を渡すことが可能です。

このメソッドに複数の引数が渡された場合は、args(1)=第一引数 args(2)=第二引数というように順次設定されます。

これを使用して、メソッドコード中で渡された引数の個数を取得して処理を分岐させることができます。
※ただし、引数のデータタイプを判別することはできません。

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記事 Mihoko Iijima · 11月 12, 2020 3m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です

システムルーチン ^DBSIZE を利用するとバックアップファイルサイズを見積もることができます(メモ1もご参照ください)。

^DBSIZE は、データベース・バックアップ・リストに選択されたデータベースを対象に、フルバックアップ/累積バックアップ/差分バックアップそれぞれのファイルサイズを見積もります。

なお、データベース・バックアップ・リストは、管理ポータルの [システム管理] > [構成] > [データベースバックアップ] > [データベース・バックアップ・リスト] から作成します。

詳細については、下記ドキュメントもご参照ください。

^DBSIZEによるバックアップ・サイズの見積もり【IRIS】

^DBSIZEによるバックアップ・サイズの見積もり

実行例は、以下の通りです。

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 11, 2020 22m read

こんにちは! この記事は「Prometheus で InterSystems Caché を監視する」の続きになります。 ここでは ^mgstat ツールの動作結果を視覚化する方法を見ていきます。 このツールを使用すると、Caché のパフォーマンス統計、具体的なグローバルとルーチンの呼び出し数(ローカルおよびECP 経由)、書き込みデーモンのキュー長、ディスクに保存されるブロックと読み取られるブロックの数、ECP トラフィックの量などを取得できます。 ^mgstat は(対話的に、またはジョブによって)単独で起動したり、別のパフォーマンス測定ツールである ^pButtons と並行して起動したりできます。

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記事 Mihoko Iijima · 11月 10, 2020 4m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です

インデックスが複数定義されているクラス/テーブルへ csv 形式等のシーケンシャルファイルから大量データをデータベースに登録する際、推奨される登録方法として、データ登録時インデックスを生成させず、登録完了後に一括でインデックスを生成する 方法があります。

この方法は、新規に大量のレコードを一括登録する際に最も有効な手段となります。

<メモ>
大量のデータを追加登録する際には、既存のデータ量と新規データ量のバランスにより、この手法が有効でないケースもあります。その場合は、インデックスの再構築を範囲指定で行うこともできます。

説明に使用するクラス定義例は以下の通りです。

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 10, 2020 8m read

最近行われたディスカッションの中で、Caché ObjectScript における for/while loop のパフォーマンンスが話に出ましたので、意見やベストプラクティスをコミュニティの皆さんと共有したいと思います。 これ自体が基本的なトピックではありますが、他の点では合理的と言える方法のパフォーマンスが意味する内容を見逃してしまうことがよくあります。 つまり、$ListNext を使って$ListBuild リストをイテレートするループ、または $Order を使ってローカル配列をイテレートするループが最も高速な選択肢ということです。

興味深い例として、コンマ区切りの文字列をループするコードについて考えます。

そのようなループをできるだけ手短に書くと、次のようになります。

For i=1:1:$Length(string,",") {
    Set piece = $Piece(string,",",i)
    //piece を使って何らかの処理を実行する...
}

とても分かりやすいですね。でも、多くのコーディングスタイルガイドラインは次のようなコードを提案するかもしれません。

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記事 Mihoko Iijima · 11月 6, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

SELECT のみを実行できるユーザを作成するには、ユーザかロールに対してテーブルへのアクセス権限を設定することで対応できます。

設定は、管理ポータルか、GRANT 文を実行することで設定できます。GRANT 文については、以下ドキュメントもご参照ください。
InterSystems SQL リファレンス - GRANT【IRIS】
CachéSQLリファレンス - GRANT

管理ポータルでの設定は、ユーザまたはロールの編集画面内「SQLテーブル」タブを使用します。

ユーザに直接設定する場合は以下のメニューを利用します。
  [ホーム] > [システム管理] > [セキュリティ] > [ユーザ] > [ユーザ編集] 

ロールに設定する場合は、以下のメニューを使用します。
 [ホーム] > [システム管理] > [セキュリティ] > [ロール] > 新規ロール作成
 ※ ロール名を指定し、保存するまで詳細設定画面が表示されません。
 ※ 作成したロールをユーザに付与することで、テーブルへのアクセス権限をロールで一元管理できます。 SQLテーブルでの権限設定

手順は以下のとおりです。

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記事 Mihoko Iijima · 11月 6, 2020 4m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

テーブルチューニングを行った際に、フィールドに値がほとんど登録されていない(Null)場合や、特定の値がほとんどを占める場合、その値を[外れ値] として除外して選択性計算を行います。 また、外れ値が全レコードの何 % を占めているかの値[外れ値の選択性] として記録されます。

InterSystems 製品のクエリオプティマイザは、選択性数値とエクステントサイズを使用してクエリの経路を決定しますが、クラスクエリ、埋め込み SQL に使用しているクエリに外れ値が含まれる場合は、外れ値の選択性が自動的に考慮され、インデックスの使用有無を決定しています。

ダイナミック SQL 、ODBC/JDBC 経由でのクエリについては、外れ値が Null である場合、自動的に外れ値の選択性が考慮されますが、Null 以外の特定の値が外れ値に検出される場合は、明示的に指示を与えるまで考慮しません。

詳細は、ドキュメント(異常値に対する述語条件【IRIS】異常値に対する述語条件【Caché/Ensemble】)をご参照ください。

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 5, 2020 6m read

データベースシステムには非常に特殊なバックアップ要件があり、企業のデプロイメントでは、事前の検討と計画が必要です。 データベースシステムの場合、バックアップソリューションの運用上の目標は、アプリケーションが正常にシャットダウンされた時と同じ状態で、データのコピーを作成することにあります。 アプリケーションの整合性バックアップはこれらの要件を満たし、Cachéは、このレベルのバックアップ整合性を達成するために、外部ソリューションとの統合を容易にする一連のAPIを提供しています。

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 3, 2020 123m read

1.本記事の内容

Caché パターンマッチングと同様に、Caché では正規表現を使ってテキストデータのパターンを特定することができますが、後者の場合はより高い表現力を利用できます。 本記事では正規表現を簡単に紹介し、Caché での活用方法について解説します。 本記事の情報は、主に Jeffrey Friedl 氏著作の「Mastering Regular Expressions (詳説 正規表現)」に加え、もちろん Caché のオンラインドキュメンテーションなど、様々なリソースを基に提供しています。 本記事は正規表現のあらゆる可能性や詳細について解説することを意図したものではありません。 更なる詳細にご興味のある方は、チャプター 5 に記載のソースを参照してください。 オフラインで読む場合は、PDF バージョンをダウンロードしていただけます。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 29, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

起動時に、 CTELNETD startup error: bind(sock) failed Telnet23ポートは別ソフトでは使用していません。というエラーが発生する場合の対処法です。

現在、InterSystems製品と以下のソフトの組み合わせで、この現象が発生することがわかっています。

  1. NOD32 (セキュリティソフト)※1
  2. McAfee (セキュリティソフト・V5以前)※2
  3. AntiVirus2004 (セキュリティソフト)
  4. AirH トルネード (パケット圧縮ツール)
  5. Norton インターネットセキュリティ ※3
  6. Norton パーソナルファイアウォール ※3
  7. Sygate Personal Firewall
  8. WinGate
  9. Outpost
  10. ZoneAlarm
  11. McAfee Security Suite のプライバシーサービス  

これらがインストールされていると、InterSystems製品の起動も、各GUIツールも正しく動作しません。


上記ソフトウェアについては、アンインストールをお願いいたします。

※1 IMONで、InterSystems製品の全実行ファイルを監視をしないように指定することで、正常に動作します。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 29, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

以下のようにユーザ名、パスワードを引数に持ち、認証が成功した場合はユーザ名、失敗したときは""(NULL)を返すルーチン(SecTest^SecTest)を作成し、標準の認証システムを書き換えることができます。

SecTest(user,pass)
 // user1のパスワードがuser1の場合、認証OKのログを作成
 if user="user1",pass="user1" {
  set ^sqllog($i(^sqllog))="認証OK;"_$horolog_";"_user
  quit user
 }
 // 認証できなかった場合、認証NGのログを作成
 set ^sqllog($i(^sqllog))="認証NG;"_$horolog_";"_user
 quit ""

このルーチンを$SYSTEM.SQL.SetSQLLoginOverride()関数を使用して置き換えます。

do $SYSTEM.SQL.SetSQLLoginOverride("SecTest^SecTest")

ただし標準の認証ができなくなりますので、パスワードを別に保管、参照する仕組みを記述する必要があります。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 29, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

$IsObject()を使用して判別できます。

調べたい変数をvとすると、

$IsObject(v)=1 // vはOREF
$IsObject(v)=0 // vはOREFではない
$IsObject(v)=-1 // vはOREFだが、有効なオブジェクトを指していない

となります。

vが未定義の場合は、$IsObject(v)はUNDEFINEDエラーとなりますので、ご注意ください。

UNDEFINEDエラーを防止するには、次のように$Getを使用することをお勧めします。 

$IsObject($Get(v))
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記事 Toshihiko Minamoto · 10月 28, 2020 12m read

この記事では $Increment 関数と $Sequence 関数を比較します。

まずは、$Increment 関数を聞いたことがないという方のために、その概要を説明いたします。 $Increment は、CachéObjectScript の関数で、引数をアトミックに 1 ずつインクリメントし、結果の値を返します。 $Increment にパラメーターとして渡せるのはグローバル変数ノードとローカル変数ノードのみで、任意の式を渡すことはできません。 $Increment は連続する ID の割り当てに多用されます。 その場合、$Increment のパラメーターにはグローバルノードがよく使用されます。 $Increment を使用するプロセスには確実に任意の ID が割り当てられます。

for i=1:1:10000 {
     set Id = $Increment(^Person) ; 新しい ID
     set surname = ##class(%PopulateUtils).LastName() ; ランダムなラストネーム
     set name = ##class(%PopulateUtils).FirstName()  ; ランダムなファーストネーム
     set ^Person(Id) = $ListBuild(surname, name)
}
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記事 Toshihiko Minamoto · 10月 27, 2020 14m read

秩序(順序)はだれにとっても必要であるが、皆が同じように秩序(順序)を理解しているわけではない (ファウスト・セルチニャーニ)

免責事項: この記事では、例としてロシア語とキリル文字を使用しますが、英語以外のロケールでCachéを使用するすべての方に関連のある記事です。この記事は主にNLS照合について言及しており、SQL照合とは異なることに注意してください。 SQL照合(SQLUPPER、SQLSTRING、照合なしを意味するEXACT、TRUCATEなど)は、値に明示的に適用される実際の関数であり、その結果はグローバルサブスクリプトに明示的に格納されることがあります。 サブスクリプトに格納されると、これらの値は当然、有効なNLS照合(「SQLおよびNLS照合」)に従うことになります。

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記事 Mihoko Iijima · 10月 25, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

%Net.HttpRequest クラスの SSLConfiguration プロパティに SSL/TLS 構成の「クライアント」構成名が指定されているかご確認ください。

%Net.HttpRequest クラスを使用して、https の url にアクセスするためには、以下のドキュメントに記載されている SSL/TLS 構成 の「クライアント」構成を作成して指定した名前を SSLConfiguration プロパティに指定する必要があります。

SSL/TLS構成のクライアント構成方法

管理ポータルの [システム管理] > [セキュリティ] > [SSL/TLS構成] メニューを開き、「構成名」に任意名を設定し、「保存」ボタンをクリックします(そのほかの構成パラメータは、デフォルト値で作成します)。

実行例は以下の通りです(https://www3.nhk.or.jp/news/ にアクセスしています)。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 19, 2020 3m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

2つのステップにて作業します。

クラス定義の移行

クラス定義を別システムへ移行するため、XML形式またはUDL形式(拡張子.cls)のファイルにエクスポートします。

スタジオでのエクスポート手順は以下の通りです。

[ツール] > [エクスポート]

> [追加]ボタンで移行したいクラスを複数選択

> [ローカルファイルにエクスポート]にチェック

> ファイルの種類がXMLであることを確認し、ファイル名を入力し、[OK]

この後、別システム上のスタジオで、エクスポートしたXML、UDLファイルをインポートします。

この手順で、クラス定義は移行できます。

スタジオでのインポート手順は以下の通りです。

[ツール] > [ローカルからインポート]

> 上記手順で出力したXML、UDLファイルを指定します。  

データの移行

次に実際のデータを移行します。
オブジェクトデータは既定では、以下の命名規則のグローバル変数内に格納されています。
データ   :^クラス名D
インデックス:^クラス名I
ストリーム :^クラス名S
例)User.testクラスのデータは以下の3つのグローバルに格納されます。
^User.testD, ^User.testI, ^User.testS

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記事 Mihoko Iijima · 10月 15, 2020 5m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

DATE 型は InterSystems 製品のデータ型の %Date に、TIME 型は %Time に対応しています。

%Date は内部日付(特殊変数 $Horolog のカンマ区切り1番目)、%Time は内部時刻($Horolog のカンマ区切り2番目)を登録するタイプであるため、サーバ側ロジックでは表示モードを切り替えない限り、内部(論理)形式の値が使用されます。
サーバ側ロジックで内部日付・時刻の表示形式を変更する方法は、操作方法により異なります。

以降の実行例では、Sample.Person テーブルを使用して解説します。
(コマンド実行例は SELECT 文で記載していますが、更新文に対しても同様に記述できます。)

IRIS/IRIS for Health でお試しいただく場合は、ドキュメント(InterSystems IRIS で使用するサンプルのダウンロード)から、
または 関連記事(サンプル(Sample.Person)のクラス定義ダウンロードとサンプルデータの作成について)から、
Sample.Person クラスのインポートとサンプルデータの作成を行ってからお試しください。

Caché/Ensembleでお試しいただく場合は、SAMPLESネームスペースのSample.Personをご利用ください。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 15, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

$ZHorologを使用します。

$ZHorologシステム変数はInterSystems製品を起動してからの経過時間(秒)を保持しています。

2点間の$ZHorolog値の差を取るだけで正確な経過時間を取得する事が出来ます。

詳しくは以下、ドキュメントをご参照ください。


$ZHorologについて【IRIS】


$ZHorologについて

この他、秒の小数部を含む時間の日付と時間の取得には $NOW, $ZTimeStamp が使用できます。

詳しくは以下、ドキュメントをご参照ください。

$NOWについて【IRIS】
$NOWについて
$ZTimeStampについて【IRIS】
$ZTimeStampについて

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記事 Mihoko Iijima · 10月 15, 2020 6m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

この記事では「グローバルを誤って削除してしまった!」という場合の対処方法をご紹介します。

誤って削除してしまった特定のグローバルを復旧するためには、バックアップファイルとジャーナルを使用します。
復旧は、^ZJRNFILTユーティリティによるジャーナルリストアで条件を指定してジャーナルレコードをリストアする方法で行います。
この方法で、ある時点のデータベースのバックアップに対して、削除が含まれるジャーナルレコードについて特定グローバルを削除するまでのものを適用することができます。

^ZJRNFILTユーティリティの詳細については、以下のドキュメントをご参照ください。

^ZJRNFILT を使用したジャーナル・レコードのフィルタ処理について【IRIS】
^ZJRNFILT を使用したジャーナル・レコードのフィルタ処理について

【実施例】

  ・2020/10/14 時点のバックアップが存在している(バックアップは2020/10/15 0:30に実行したとします)
     ジャーナル:2020/10/15 の1日分が存在している(2020/10/14のバックアップ以降のもの)
  ・対象のグローバル:^TEST1

イメージは以下の通りです。

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記事 Toshihiko Minamoto · 10月 14, 2020 9m read


こんにちは!

この記事では、IRIS から Caché、Ensemble、HealthShare など、InterSystems の製品で使用されるクラスやその構造を理解するのに役立つツールの概要を簡単にまとめています。

つまり、そのツールはクラスやパッケージ全体を視覚化し、クラス間の相対関係を示し、ディベロッパーやチームリーダーに必要な情報をすべて提供してくれるので、わざわざ Studio に移動してコードを調べる必要が省けます。

InterSystems の製品について情報を集めている方からたくさんのプロジェクトをレビューしている方、または単純に InterSystems Technology ソリューションの新機能に興味がある方まで、ObjectScript Class Explorer の概要をぜひお読みください!

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記事 Henrique Dias · 10月 8, 2020 2m read

npm-iris とは何ですか? 

N.P.Mは "No Project Mess "の略です。

N.P.M.は、InterSystems IRISとBootstrap 4を使用したプロジェクト&タスク管理アプリです。

No Project Messは、シンプルで直感的なプロジェクトとタスクの管理ソフトウェアで、開発者や中小企業が日々の複雑な問題を軽減できるように作成されています。 
スプレッドシート、カンバン、カレンダー、ガントチャートなど、タスクのためのさまざまなビューを提供しています。

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