#ワールドワイド・レスポンスセンター(WRC)

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Worldwide Response Center(WRC)は、InterSystemsのサポートサービスです。私たちは、お客様に専門的な技術支援を24時間年中無休で提供しています。 世界15か国にサポートアドバイザーを配置しており、英語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、ウェールズ語、アラビア語、ヒンディー語、中国語、タイ語、スウェーデン語、韓国語、日本語、フィンランド語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語およびハンガリー語で対応しています。 すべてのクライアントは、クライアントの成功に真剣に取り組んでいる高度な資格を持つサポートスペシャリストからただちに支援を受けることができます。

InterSystems公式 Toshihiko Minamoto · 4月 18, 2023

インターシステムズは、まれに Enterprise Cache Protocol (ECP) クライアントが不安定になることがある不具合を修正しました。

この不具合は、以下の製品およびそれらをベースとしたインターシステムズの製品に存在します。

影響を受けるバージョン: 2022.1.x, 2022.2, 2022.3

InterSystems IRIS®

InterSystems IRIS for Health

HealthShare® Health Connect

影響を受けるバージョン: 2022.2 (ECPを導入しているお客様のみ)

InterSystems HealthShare®

この問題は、ECPクライアントシステムでのみ発生する可能性があります。この問題が発生すると、プロセスで <SYSTEM> または <DATABASE> エラーが発生することがあります。エラー後、ECPクライアントが不安定になり、場合によってはインスタンスがハングアップすることがあります。データへの影響はなく、ECP データサーバーも影響を受けません。

不安定な状態を解消するには、ECP クライアントインスタンスを再起動する必要があります

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InterSystems公式 Toshihiko Minamoto · 4月 18, 2023

インターシステムズは、SQL クエリによって不正な結果が返される可能性がある不具合を修正しました。

この不具合は、以下の製品およびそれらをベースとしたインターシステムズの提供する製品に存在します。

影響を受けるバージョン:  2021.2, 2022.1.x, 2022.2, 2022.3

InterSystems IRIS®

InterSystems IRIS for Health

HealthShare® Health Connect

影響を受けるバージョン: 2022.2

 InterSystems HealthShare®

この問題は、SQL Runtime Plan Choice (RTPC) が有効(デフォルト設定)で、クエリに「真理値」である WHERE ? = ? が含まれている場合、発生することがあります。この問題が発生すると、一部の述語が正しく評価されない可能性があり、これが不正なクエリ結果につながります。

注意: SQL を確認することで、クエリの脆弱性を完全に評価することは不可能です。これは、InterSystems SQL のクエリ最適化により、クエリの内部表現に真理値が追加されるためです。

お使いの環境で InterSystems SQL が使用されている場合は、RTPC 機能を無効にすることで、この問題を直ちに修正することができます

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InterSystems公式 Toshihiko Minamoto · 2月 16, 2023

インターシステムズは、InterSystems IRIS® および Caché が、Windows 上でラージ・ページが割り当てられていることを示しているにもかかわらず、その利点を利用しないことがある問題を修正しました。この問題は、システム・パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。

この問題は、InterSystems IRIS® および Caché を変更する必要がある Windows 10 の変更に起因しています。この問題は、InterSystems IRIS® または Caché をベースとするすべてのインターシステムズ社製品に影響します。この問題は、Windows の以下のバージョンで発生します。
 

            Windows 10 (バージョン 1703 以降)

            Windows 11

            Windows Server 2019

            Windows Server 2022

Windows Server 2016 は影響を受けません。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 1月 31, 2022

インターシステムズは、InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect の バージョン 2021.2 をリリースしました。

【新機能のご紹介】
InterSystems IRIS data platform 2021.2 には、以下の新機能が含まれます。

(1) アプリケーション および インターフェース開発者向け機能
・Embedded Python
・Python を利用した Interoperability プロダクション
・Visual Studio Code の ObjectScript 拡張機能
・必要最小限のコードで SQL 実行を可能にする、新しいビジネス・サービスおよび ビジネス・オペレーション

(2) 分析 および AI 機能
・CSV や JDBC 経由のデータを効率よくロードする新しい SQL LOAD コマンド
・Adaptive Analytics の機能強化

(3) クラウド および システム運用者向け機能
・InterSystems IRIS アプリケーションからクラウド・サービスへのより簡単な接続や利用を容易にする、新しいクラウド・コネクタ
・IKO による Kubernetes リソース管理機能の向上

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InterSystems公式 Toshihiko Minamoto · 12月 14, 2021

2021年12月13日 - 勧告: Apache Log4j2ライブラリの脆弱性がインターシステムズ製品に与える影響

インターシステムズは現在、Apache Log4j2に関するセキュリティ脆弱性の影響を調査しています。

この脆弱性は少なくともApache Log4j2 (バージョン2.0から2.14.1)に影響を与えるもので、最近Apacheから発表され、米国国家脆弱性データベース (NVD) ではCVE-2021-44228 として報告されており、深刻度は最も高い10.0となっています。

脆弱性に関する詳細ならびにインターシステムズ製品に影響を与えるかどうかの最新情報は こちら をご参照ください。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 12月 1, 2021

InterSystems 製品のキットには Apache Web サーバが含まれています。
これにより、お客様が外部Webサーバをインストールせずに Caché/IRIS 管理ポータルを動作させる為の便利な方法を提供しています。
ただし、このWebサーバを実稼働インスタンスに使用しないでください。お客様は、システムに応じたニーズとセキュリティ/リスク要件に適合するWebサーバを別途インストールする必要があります。

最近のテストでは、現在含まれている Apache Web サーバにいくつかのセキュリティ問題があることがわかっていますが InterSystems が管理していないテクノロジである為、
InterSystems は、Apache または別のサードパーティから直接取得した Web サーババージョンをインストールし、付属の Apache Webサーバ を無効にすることをお勧めします。
InterSystems は、今後のリリースに Apache Web サーバの新しいバージョンを含める予定です。
現在のバージョンと同様に、そのバージョンも本番インスタンスには使用できません。
当社の製品の将来のリリースでは、InterSystems はWeb サーバを同梱またはインストールしません。
計画の詳細については、今後、更新情報を提供する予定です。 

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 11月 2, 2021

対象バージョン
  2020.1.0以降のInterSystems IRISおよびInterSystems IRIS for Healthのすべてのメジャー・リリースおよびメンテナンス・バージョン
  
対象プラットフォーム
    全て

発生する問題
  分散型キャッシュ・クラスタ(ECP 構成) でアプリケーションのロック保証に違反し、アプリケーションの整合性に問題が生じる可能性があります。

問題の詳細
  この問題は、データサーバの再起動またはフェイルオーバー後に、アプリケーションサーバがECPリカバリを正常に実行した場合にのみ発生します。
以下のようなケースです。

  • 再起動時またはフェイルオーバー時に、アプリケーションサーバ上で実行されているプロセスがデータサーバ上のデータベースに対して合計255個以上のロックを保持している場合、これらのロックの一部がデータサーバのロックテーブルに記録されないことがあります。    
  • データサーバはクラスタ全体に分散するのロックを管理しているため、他のアプリケーションサーバ上のプロセスやデータサーバ自身が、アプリケーションサーバが保持するロックのいずれかと競合するロックを同時に取得する可能性があり、アプリケーションの整合性に問題が発生する可能性があります。

* ECPリカバリについては、こちらのドキュメントを参照してください。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 7月 28, 2021

対象バージョン
   InterSystems IRIS および IRIS for Health: 2019.1.0 以降

対象プラットフォーム  すべて

InterSystemsは、間違ったクエリ結果が返る問題を修正しました。この問題は上記の InterSystems 製品のバージョンで発生する可能性があります。

問題の詳細
以下のすべての条件をみたした場合、クエリ結果が不正確な可能性があります。

  • GROUP BY を使用し、かつ、COUNT などの集計を使って「いない」
  • GROUP BY で指定して「いない」フィールドを SELECT で指定し(*)、かつ、そのフィールドが WHERE 条件に含まれている
  • 単一のインデックスによりクエリ結果が取得でき、かつ、そのインデックスが GROUP BY で指定されたフィールドから始まっている

(*) グループ化していないフィールドを SELECT に含めることは、 InterSystems SQL独自の拡張であり、SQL標準でないことにご注意ください。

この問題により、上記をみたすクエリでは WHERE 条件が結果に正しく反映されません。すなわち、条件をみたさない行を含むクエリ結果を返すことになります。
なお、この警告の最後に、問題の影響を受けるクエリと受けないクエリ例を掲載しています。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 6月 17, 2021

インターシステムズは、InterSystems IRIS データ・プラットフォーム、InterSystems IRIS for Health 、HealthShare Health Connect のメジャーバージョン 2021.1 をリリースしました。

本リリースの機能強化により、サーバ側およびクライアント側の両方で選択した言語による高速で堅牢なアプリケーションをより自由に構築していただくことが可能になります。また、新しく高速な分析機能を通じて大量の情報をより効果的に処理することもできます。

多くのお客様に Caché および Ensemble を使用したシステムをこの InterSystems IRIS バージョンに移行していただくことを期待して、スムーズで価値のある移行を実現するためにあらゆる努力を行ってきております。多くのアプリケーションにおいて、単純にIRIS上で動作させるだけでパフォーマンスの向上を期待できます。
それだけでなく、IRISがもたらず強力な機能を検討していただくこともできます。

新しいリリースについてご紹介するウェビナー(英語)を開催いたします。
7/17 11時(東部夏時間; 日本時間 7/18 0時)
 
内容は録画され後日こちらから視聴できるようになる予定です。
 

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お知らせ Mihoko Iijima · 6月 8, 2021

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

現時点のサポートバージョンについては、以下のドキュメントをご参照ください。

ミニマム・サポートバージョンについて

このリストに記述されていないバージョンに関しては、該当システムの保守契約があるという前提で、

  1. メール、お電話等の通常のお問い合わせは受け付けます。
  2. 出来うる限りの対応を努力しますが、そのバージョンでの対応が出来ず、最新バージョンへのバージョンアップによる問題解決をご提案させていただく場合がございます。

インターシステムズは、以下の理由により、出来うる限り、最新バージョンへバージョンアップしていただくことをお勧めしております。

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お知らせ Mihoko Iijima · 5月 20, 2021

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

お客様のシステムで発生した障害に対処するための製品修正や社内のコードレビューで新たに発見された潜在的な問題に対応するための修正などは、問題の重要度(運用に支障をきたす、アプリケーションの動作に影響があるなど)に応じて、順次新しいメジャーバージョン、メンテナンスバージョンに取り込まれていきます。

しかしながら、新しいバージョンのリリースには所定の時間が必要ですので、そのリリース前に該当する修正だけを適用したいというご要望にお応えするために InterSystemsではアドホックと呼んでいる応急パッチを提供することも可能です。

しかしながら、この対応はあくまでも応急処置であり、その問題が対処されたバージョンがリリースされた後には、そのバージョンをご使用いただくことを推奨致します。

以下の関連情報もぜひご参照ください。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 4月 26, 2021

インターシステムズは、以下のプレビューバージョンをリリースしました。

  • InterSystems IRIS 2021.1 preview
  • InterSystems IRIS for Health 2021.1 preview
  • HealthShare Health Connect 2021.1 preview

来月に予定されている一般提供開始に先立ち、このプレビューリリースにて新製品の感想を皆様からお聞かせいただきたいと思います。
InterSystems IRIS Data Platform 2021.1 は、エクステンデッド・メンテナンス(EM)リリースです。前回のEMリリースである2020.1以降、継続的なデリバリー(CD)リリースで多くの重要な新機能や拡張機能が追加されています。
CDリリースの概要については、2020.2、2020.3、2020.4のリリースノートを参照してください。

このプレビューリリースのビルド番号は、2021.1.0.205.0 です。

【新機能のご紹介】
本リリースの機能強化により、開発者は選択した言語で高速かつ堅牢なアプリケーションをより自由に構築できるようになり、ユーザーは新しい高速な分析機能により大量の情報をより効果的に利用できるようになります。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 4月 13, 2021

  インターシステムズは InterSystems IRIS および IRIS for Health バージョン2020.4 をリリースしました。本バージョンは、継続的デリバリ(CD) リリースのため、Docker コンテナ として知られる OCI (Open Container Initiative)形式 (for Linux x86-64 および Linux ARM64) のみ入手いただけます。

コンテナイメージは OCI に準拠した Linux x86-64 および Linux ARM64 対応のランタイムエンジンで動作可能です。

あわせて IRIS Studio 2020.4 もリリースしました。

リリースのビルド番号は 2020.4.0.547.0 です。

【新機能のご紹介】
InterSystems IRIS Data Platform 2020.4 には、以下の新機能が含まれます。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 3月 30, 2021

インターシステムズは、以下のメンテナンスバージョンをリリースしました。

  • Caché, Ensemble, HealthShare Health Connect (HSAP) 2018.1.5 
  • InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2019.1.2
  • InterSystems IRIS, IRIS for Health, HealthShare Health Connect 2020.1.1

これらのメンテナンスリリースは幅広い分野の多くの修正を含みます。
各リリースの修正情報は、それぞれのバージョンのドキュメントに含まれるリリースノートをご確認ください。
ドキュメントにはリリースノートの他にアップグレードチェックリスト、リリース変更リスト、クラスリファレンスおよびガイド、リファレンス、チュートリアルやアーティクルの完全なセットを含みます。
リリースノートを含む英語ドキュメントは こちら から参照できます。
最新情報を除く 日本語ドキュメント もご参照ください。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 3月 25, 2021

対象バージョン: 
   Caché/Ensemble、InterSystems IRIS および IRIS for Health のすべてのバージョン、上記のデータプラットフォームバージョンに基づくすべての HealthShare 製品

対象プラットフォーム: すべて

InterSystemsは、非常にまれな状況でプライマリミラーメンバー以外のミラーメンバーでデータの不整合を引き起こす可能性がある問題を修正しました。
この問題は、上記の InterSystems 製品のバージョンで発生する可能性があります。

[発生する問題]
ミラーリングを使用しているシステムでデータの不整合性が発生します。

[問題の詳細]
この問題は、ミラーリングされたシステムでの通常の操作中にエラーなく発生します。
この問題によりミラーメンバーで一部のジャーナルレコードのデジャーナル処理が失敗し、ミラーメンバー間でデータの不整合が発生します。
これは、フェイルオーバーメンバーと非同期メンバーの両方で発生する可能性があります。

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 10月 9, 2020

InterSystems IRIS データ・プラットフォーム および InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.3 CD をリリースしました。
こちらはCD(continuous delivery)リリースになりますので、OCI(Open Container Initiative)と呼ばれるDockerコンテナー形式でのみ使用可能です。

リリースのビルド番号は 2020.3.0.221.0 です。

InterSystems IRIS Data Platform 2020.3 により、サイロ化したデータとアプリケーションをつなぐ、リアルタイム機械学習に対応したアプリケーションの迅速な開発と展開を可能にします。このバージョンでは、以下の多くの新機能が含まれます。

クラウド、オンプレミス双方での、開発および運用面の機能追加
・IKO - 新機能 InterSystems Kubernetes Operator (IKO) を使うことでKubernetesクラスタをより簡単に構成
・ICMにおける IAMデプロイのサポート
・非同期ミラーにおける シャードクラスタのサポート
・システム管理ポータルでの ワークキューの管理

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記事 Tomoko Furuzono · 9月 10, 2020 3m read

日付範囲クエリが極端に遅くなっていませんか?  SQLのパフォーマンスが低下していませんか?

日付範囲のサブクエリをまだご覧になっていない場合は、前回の投稿をご確認ください。
https://jp.community.intersystems.com/post/日付範囲クエリのsqlパフォーマンスを改善する


なぜ、こうも日付クエリに注目しているのでしょうか? それは、日付クエリが重要だからです。 それは報告であり、統計であり、自分の素晴らしい仕事を上司に証明するための数字です(もちろん、あなたが実際にそうしていればの話ですが )。では、前回と同じようなテーブルを見てみましょう。ただし、実際には MAXLEN と MINLEN を次のように適切に定義します。

Class User.DateQ extends %Persistent 
{
Property DateSubmitted as %Date;
Property Data as %String (MAXLEN=200, MINLEN=100);
Index DateIdx on DateSubmitted;
}

では、先月のすべてのデータを取得したい場合を見てみましょう。 次のようなクエリを書き、「良い仕事」を考えます。

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記事 Tomoko Furuzono · 8月 4, 2020 3m read

日付範囲クエリが極端に遅くなっていませんか?  SQLのパフォーマンスが低下していませんか?  皆様のお役に立ちそうな、変わったトリックをご紹介します! 

データ追加時にタイムスタンプを記録するクラスがある場合、そのデータはIDKEYの値で順番に並べられます(具体的には、テーブル内のすべてのIDとTimeStampについてTimeStamp1 < TimeStamp2 が成立し、かつ ID1 < ID2 が成立する場合に限られています)。この知識を活かせば、TimeStampで範囲指定をする場合よりもクエリのパフォーマンスを向上させることができます。 次のテーブルについて考えてみましょう。 

Class User.TSOrder extends %Persistent  
{  
Property TS as %TimeStamp; 
Property Data as %String (MAXLEN=100, MINLEN=200); 
Index TSIdx on TS; 
Index Extent [type=bitmap, extent]; 

このテーブルに、過去30日間の日付を含む30,000,000行のランダムなレコードを入力すると、1日あたり1,000,000レコードが出来上がります。 特定日の情報を照会する場合は、次のように記述します。 

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お知らせ Yoichi Miyashita · 7月 12, 2020

InterSystems IRIS データ・プラットフォーム および InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.2 CD をリリースしました。
こちらはCD(continuous delivery)リリースになりますので、OCI(Open Container Initiative)と呼ばれるDockerコンテナー形式でのみ使用可能です。

リリースのビルド番号は 2020.2.0.211.0 です。

InterSystems IRIS データ・プラットフォームバージョン 2020.2 は、以下の拡張機能を備えた重要なセキュリティアップデートを提供します。

・TLS 1.3のサポート
・SHA-3のサポート

InterSystems IRIS for Health バージョン 2020.2 にはさら以下の機能が含まれます。

・FHIR R4データ変換
・FHIRサーバーの新しい構成UI
・IHE RMUプロファイルのサポート
・IHEコネクタソンの更新

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お知らせ Yoichi Miyashita · 7月 10, 2020

InterSystems System Alerting and Monitoring (InterSystems SAM) の最初のバージョン v1.0 をリリースしました。

InterSystems SAM v1.0 は、InterSystems IRISベースの製品に最新の監視ソリューションを提供します。アラート通知に加え、クラスタの高レベル
ビューや単一ノードのドリルダウンしたメトリック可視化をおこないます。
この最初のバージョンでは100を超える InterSystems IRIS カーネルのメトリックを可視化し、デフォルトで提供される Grafana テンプレートを
好みに応じて拡張することができます。

v1.0 はシンプルで直感的なベースラインとなることを目的としています。ぜひお試しいただき、ご要望等のフィードバックをお寄せください。

InterSystems SAM は、バージョン 2020.1 以降のインターシステムズベース製品の情報を表示できます。

InterSystems SAM はコンテナ形式でのみ使用可能です。SAM Managerコンテナに加えて、追加のオープンソースコンポーネント(Prometheus と
Grafana)が必要です。これらの追加コンポーネントはコンポーズファイルで自動的に追加されます。

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お知らせ Hiroshi Sato · 6月 29, 2020

現時点のサポートバージョンについては、以下のドキュメントをご参照ください。

ミニマム・サポートバージョンについて
このリストに記述されていないバージョンに関しては、該当システムの保守契約があるという前提で、

  1. メール、お電話等の通常のお問い合わせは受け付けます。
  2. 出来うる限りの対応を努力しますが、そのバージョンでの対応が出来ず、最新バージョンへのバージョンアップによる問題解決をご提案させていただく場合がございます。

インターシステムズは、以下の理由により、出来うる限り、最新バージョンへバージョンアップしていただくことをお勧めしております。

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お知らせ Hiroshi Sato · 6月 29, 2020

お客様のシステムで発生した障害に対処するための製品修正や社内のコードレビューで新たに発見された潜在的な問題に対応するための修正などは、問題の重要度(運用に支障をきたす、アプリケーションの動作に影響があるなど)に応じて、順次新しいメジャーバージョン、メンテナンスバージョンに取り込まれていきます。

一方で、新しいバージョンのリリースには所定の時間が必要ですので、そのリリース前に該当する修正だけを適用したいというご要望にお応えするためにInterSystemsではアドホックと呼んでいる応急パッチを提供することも可能です。

しかしながら、この対応はあくまでも個別の応急処置であり、その問題が対処されたバージョンがリリースされた後には、そのバージョンをご使用いただくことを推奨致します。

この様な個別対応を繰り返し行うと、システムの構成管理が複雑化し、管理上のコストが上昇し、思わぬシステムトラブルの遠因になることもあります。

特に複数のエンドユーザー様に同じソリューションを提供する様なケースでは、システムの提供時期等によりシステム構成が変わり、適用可能なオペレーティングシステム等が変化することに伴い、全ての適用パッチを見直す必要が出てくることも想定されます。

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お知らせ Hiroshi Sato · 6月 29, 2020

InterSystemsは、新たなセキュリティの脆弱性が製品に見つかった場合、出来得る限り速やかにその脆弱性に対処するための修正を製品に行い、対応バージョンを出荷します。

また、InterSystemsは、セキュリティ脆弱性対応に関して、製品を修正して出荷するだけでは十分ではなく、InterSystemsの製品をお使いいただいている全てのお客様が、セキュリティ脆弱性に対応したバージョンをお使いいただくことによって、初めてそのセキュリティ脆弱性に起因するリスクを完全に排除できると考えています。

もちろん対処しなければ、必ずそのリスクが顕在化するというものでもありませんが、対処せずとも、問題がないということを100%保証することは極めて困難です。

また、セキュリティ脆弱性に対応したバージョンのご利用を推進するため、セキュリティ脆弱性への対策が施されていないバージョンに対する製品サポートはベストエフォートとなり、サポートバージョンと同等のサポート保証を得ることができない点、ご注意お願い致します。

以上のことをご理解いただき、新しいセキュリティ脆弱性に対応した製品バージョンがリリースされた際には、出来得る限り速やかにそのバージョンを導入することを推奨致します。

以下の関連情報もぜひご参照ください。

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