記事 Megumi Kakechi · 1月 7 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
こちらの記事では、タスク履歴の結果内容に、「タスクは 10 Apr 20xx 12:00:00AM 19 Aug 20xx 12:00:00AM から継続中 に有効期限切れになりました」のようなログがある場合、その意味と対処方法について説明します。


このログは、実行予定のタスクをチェックした際に、時間が対象タスクの有効期限を過ぎてしまったために、表示しているログになります。
有効期限を指定していない場合(※)は、次回タスク予定時刻が有効期限になります。
※有効期限の設定は、^TASKMGRユーティリティから行うことができます。


例えば、毎分実行予定のタスクスケジュールがあった場合、実行タスクの実行時間が1分を超える場合、仮に130秒とする場合、1分後と2分後に予定していたタスクスケジュールは実行することができなかったことになります。
この場合、3分後のタスクスケジュール以降実行されることになり、実行されなかったタスクは、「タスクが次のスケジュール時刻を過ぎても実行を続けています」とログされ、次に正常に実行できたタスクの後に「タスクは YYYY-MM-DD hh:mm YYYY-MM-DD hh:mm から継続中 に有効期限切れになりました」のようにログされます(タスク履歴へ)。

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記事 Hiroshi Sato · 1月 6 1m read

日本でMacユーザーのIRIS使いがどの程度いるのかわかりませんが、圧倒的少数派なのは確かでしょう。

そのせいもあってか、Mac版のインストーラは、Windows版ほどきめ細かい対応をしてくれていません。

Windows版はインストーラが勝手に日本語のロケールを設定してくれているのですが、Mac版(おそらくLinux版も)は英語ロケールのままです。

それでも、通常の使用ではさほど問題がないといえないこともないのですが、ファイルを読んだりする場合や他にも何かと不都合があります。(何かあったような気がしますが、忘れました。)

ですので、Macユーザーは面倒ですが、管理ポータルで日本語ロケールjpuwのインストールをする必要があります。

またはターミナルでコマンド一発でもOKです。

Do##class(Config.NLS.Locales).Install("jpuw")

ちなみにこのロケールjpuwは説明を読むとUNIX用と書いていますが、WindowsでもファイルI/OなどのデフォルトエンコーディグをSJISではなくUTF8にしたい場合にも使えます。

昨今は、WindowsといえどもUTF8でファイル作成するケースが増えていますので、今更SJISいらないという人は、思い切ってこのロケールに切り替えるというのもありです。

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記事 Mihoko Iijima · 1月 6 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

POST要求で受信したBodyのJSON文字列を、REST ディスパッチクラス内メソッドでダイナミックオブジェクト(%DyamicObject)に変換する際、以下エラーが発生する場合があります。

{
    "errors": [
        {
            "code": 5035,
            "domain": "%ObjectErrors",
            "error": "エラー #5035: 一般例外 名前 'Premature end of data' コード '12' データ ''",
            "id": "GeneralException",
            "params": [
                "Premature end of data",
                12,
                ""
            ]
        }
    ],
    "summary": "エラー #5035: 一般例外 名前 'Premature end of data' コード '12' データ ''"
}
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記事 Megumi Kakechi · 12月 26, 2024 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

ジャーナルファイルの中身を参照したい場合、通常は管理ポータルで参照します。

管理ポータル:
[システムオペレーション] > [ジャーナル] : (該当ジャーナルの名前)参照 リンクをクリック


こちらのページで、外部に保存したジャーナルファイルも参照することができることをご存じでしょうか?

以下のように、ID= の後ろにジャーナルのファイルパスを指定することで、ジャーナルファイルの中身を管理ポータルで参照することが可能です。

http://localhost/iris/csp/sys/op/UtilSysJournal.csp?$ID1=C:\temp\20240826.002z
 


ジャーナルファイルは、YYYYMMDD.001 の形式でも、YYYYMMDD.002z のような圧縮形式のどちらでも参照可能です。
(ジャーナル圧縮対応バージョン:2022.1 及び 2021.2~)

また、ミラージャーナルファイル(例:C:\temp\MIRROR-MIRRORSET-20240826.001z)も同様に参照可能です。

是非お試しください。


enlightened【ご参考】
ジャーナルファイルの内容を管理ポータル以外で参照する方法
 

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記事 Mihoko Iijima · 12月 26, 2024 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

方法は2種類あります。

1) 同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境をそのままアップグレードする場合は、IRIS(※)インストールキットを起動し「CACHE(CONVERSION)」からCSPゲートウェイとCaché両方をアップグレードします。

2) IISがIRISとは異なるサーバにインストールされている場合は、IRIS用Webゲートウェイキットを利用します。

(※)InterSystems IRISまたはIRIS for Health

それぞれの方法は以下の通りです。

1)同一サーバにIISとCachéがインストールされている環境の「CACHE(CONVERSION)」でのアップグレード方法

a) インストーラーを起動します。

b) CACHE(CONVERSION)を選択します。

c) 「このインスタンスのローカルIIS Webサーバを構成」選択し「次へ」のボタンをクリックします。

d) 「コンバート」ボタンをクリックします。(この後、IRISのライセンスキーの指定を行う必要があります。事前にiris.keyをご用意ください)

2) IRIS用Webゲートウェイキットを利用する方法

a) Webゲートウェイキットを起動します。

b) 「Complete」を選択し「Next」ボタンをクリックします。

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記事 Mihoko Iijima · 12月 24, 2024 3m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

イベントログの削除には、Ens.Util.LogクラスのPurge()メソッドを使用します。実行時以下の引数を指定します。

第1引数:削除数(参照渡し)

第2引数:保持日数(デフォルト7)

メッセージの削除には、2種類の方法があります。

1) 2022.1.2以降の導入されたマルチプロセスで削除する方法

Ens.Ens.Util.MessagePurgeクラスのPurge()メソッドを使用します。実行時以下の引数を指定します。

第1引数:削除数(参照渡し)

第2引数:保持日数(デフォルト7)

第3引数:1を指定(Completeではないメッセージの削除を防止するための指定)

第4引数:メッセージボディも一緒に削除する場合は1を指定

第5引数:デフォルトは500(秒)が設定されていますが、大量のメッセージをパージするとクリアされたビットマップの最適化に時間を要して最適化が完了しない場合があるため、大量削除の場合は 10000000000など大きな値を指定します。

2) Ens.MessageHeaderクラスのPurge()メソッドを使用する方法。

実行時以下の引数を指定します。

第1引数:削除数(参照渡し)

第2引数:保持日数(デフォルト7)

第3引数:1を指定(Completeではないメッセージの削除を防止するための指定)

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記事 Akio Hashimoto · 12月 22, 2024 2m read

​ UDL形式でのインポート・エクスポートが出来ない古いCahceバージョンのソースを保守していたり、古くからのバージョン管理下においてXMLでのバージョン管理を行っている環境であったりと、未だにXMLでのエクスポート・インポートが必要になる場面はまれにあるかと思います。 今回、そういった環境下でもわざわざ管理ポータルを開かずとも、VSCodeでXML形式でエクスポートする拡張機能をリリースしましたので、共有させて頂きます。

機能について

編集画面、あるいは、VSCodeのエクスプローラータブ内からクラスを選択し、コンテキストメニューの「XML形式でエクスポート」を実行します。

XMLファイルは所定の場所に保存されます。保存先は設定で指定が出来ます。

複数のクラスを選択した場合、初期値では1対1でXMLファイルが保存されます。

image  

設定を変更する事で、1つのXMLファイルとして保存する事も可能です。

image  

利用方法

  1. 拡張機能の検索窓から"ObjectScript To XML"を検索し、インストールします。
  1. READMEに記載されているソースをダウンロードし、IRISへインポートします。

  2. ウェブ・アプリケーションを作成します。

  3. 必要な場合、拡張機能の設定値を変更します。

image   

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記事 Mihoko Iijima · 12月 18, 2024 2m read

開発者の皆さん、こんにちは。

試していたWebAPIでは、POST要求時クエリパラメータとボディの両方を送る必要がありましたので、HTTPアウトバウンドアダプタが提供するメソッド:Post()/PostFormDataArray()/PostURL() 辺りをドキュメントで確認していたのですが、残念ながら両方を渡せるように作成された丁度良いメソッドがありませんでした。

ドキュメント:HTTPアウトバウンドアダプタが提供するメソッド

では、どのように送ったかというと、SendFormDataArray()の第3引数を利用して両方の情報を送付してみました。

具体的には、SendFormDataArray()の第2引数にはHTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)第3引数に%Net.HttpRequestのインスタンスが渡せる仕様になっていましたので、クエリパラメータとボディを%Net.HttpRequestのインスタンスに設定し、第3引数に指定して実行する方法をとりました。

set status=..Adapter.SendFormDataArray(.pHttpResponse,"POST",httprequest)
  if$$$ISERR(status) {
    return status
  }

変数httprequestの中身は以下のように作成しています

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記事 Mihoko Iijima · 3月 13, 2023 3m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

永続クラス定義では、データを格納するグローバル変数名を初回クラスコンパイル時に決定しています。
グローバル変数名は、コンパイル後に表示されるストレージ定義(Storage)で確認できます。

例)

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記事 Hiroshi Sato · 12月 18, 2024 1m read

Caché技術ガイドのいくつかをIRIS版に書き換えた文書を作成しましたので公開します。

IRISファーストステップガイド
IRISBasicTechnologyGuide

- ObjectScript操作ガイド

- オブジェクト操作ガイド

- 多次元データエンジンの概念およびアーキテクチャー
IRIS SQLガイド

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記事 Megumi Kakechi · 12月 17, 2024 4m read

こちらの記事では、既存のユーザ設定をプログラムで変更する方法をご紹介します。

ユーザロールを追加/削除したい、有効期限設定を変更したい、等の場合にお役立てください。

なお、ユーザ設定をプログラムで新規作成する方法は こちら の記事で紹介しております。
 

1.ある特定ユーザの設定を参照+変更する方法

2.既存の全てのユーザの設定を参照する方法

3.おまけ(Webアプリケーション情報の参照+変更)


1.ある特定ユーザの設定を参照+変更する方法

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InterSystems公式 Seisuke Nakahashi · 12月 12, 2024

InterSystems IRIS® data platform、InterSystems IRIS® for Health、HealthShare® Health Connect 2025.1 の最初の開発者プレビューが WRC 開発者プレビューページ に公開されました。コンテナ版は InterSystems コンテナレジストリ から latest-preview のタグで取得いただけます。

この開発者プレビューには、IBM の Open XL C/C++ for AIX 17.x コンパイラへの移行機能が含まれています。これにより、古いコンパイラがサポート終了に近づいている中、将来の AIX ビルドとの互換性が確保されます。この移行では、AIX 7.2 と 7.3 で SSL3 をサポートする aixopenssl30 に焦点をあてています。

ドキュメントは以下のリンクからご覧いただけます。

キットについて

本リリースでは、すべてのサポート対象プラットフォーム向けに、従来のインストーラ形式をご提供します。サポート対象プラットフォーム一覧は こちらのドキュメント をご覧ください。

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InterSystems公式 Toshihiko Minamoto · 5月 24, 2023

Intersystems IRISおよびIRIS for Health 2025.1より、Zen レポートのメンテナンスが終了することをお知らせします。 これは、2018年のInterSystems IRIS発表時に非推奨となり、その後、2020年のInterSystems Reportsの搭載により、代替のレポート機能を提供したためです。 時系列の概要は以下の通りです。

2018年3月   InterSystems IRIS 2018.1導入  Zen Reportsの非推奨を発表、既存アプリケーションの継続性を確保するため出荷を継続

2020年4月     InterSystems IRIS 2020.1発表 InterSystems IRISおよびIRIS for Healthのユーザライセンス、Advanced ServerライセンスにIntersystems Reportsを組み入れる。

2023年5月      Zen レポートのメンテナンス終了のお知らせ

2024年の2H      Zen レポートがipmモジュールとして利用可能

2025 年 1 月 (InterSystems IRIS 2025.1) Zen Reports パッケージが InterSystems IRIS および IRIS for Health のキットから削除

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記事 Toshihiko Minamoto · 12月 10, 2024 9m read

コミュニティメンバーから、Python 2024 コンテストでの出品に対する非常に素晴らしいフィードバックが届きました。 ここで紹介させていただきます。

純粋な IRIS の 5 倍以上のサイズでコンテナーをビルドしているため、時間がかかっています

コンテナーの始動も時間はかかりますが、完了します

バックエンドは説明通りにアクセス可能です

プロダクションは稼動しています

フロントエンドは反応します

何を説明したいのかがよくわかりません

私以外のエキスパート向けに書かれた説明のようです

出品はこちら: https://openexchange.intersystems.com/package/IRIS-RAG-App

このようなフィードバックをいただけて、本当に感謝しています。プロジェクトに関する記事を書く素晴らしいきっかけとなりました。 このプロジェクトにはかなり包括的なドキュメントが含まれてはいますが、ベクトル埋め込み、RAG パイプライン、LLM テキスト生成のほか、Python や LLamaIndex などの人気の Python ライブラリに精通していることが前提です。

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記事 Hiroshi Sato · 12月 9, 2024 1m read

REST/JSONを使ってデータを交換することが増えてきていると思いますが、POSTでIRISにデータを渡す場合に日本語が含まれる場合に皆さんどう処理していますか?

わざわざ自分でコード変換する処理を追加していませんか?

実は、あまり知られていないのですが、自動で変換する方法がありますので、紹介します。

CSPのメカニズムを使ってクライアントからデータをPOSTすると、それはCSPのRequestオブジェクトのContentプロパティに渡されます。

ContentプロパティのTypeは%CSP.Streamになっていて、このTypeのクラスリファレンスを読むと、Content-TypeがText/のときには、CharSetに基づいてコード変換が行われると示唆されています。

つまりContent-TypeがJSONの場合には、自動的な変換がされないということになります。

本当は、Content-TypeがJSONの時も変換してくれるのが一番良い(わかりやすい)のですが、残念ながらそうなっていません。

その代わりにパラメータが用意されています。

RESTのディスパッチクラスの定義に以下のパラメータを追加することで、自動コード変換を行なってくれます。

Parameter CONVERTINPUTSTREAM = 1;

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質問 m.fuku · 11月 21, 2024

IRISを起動しようとするとエラーとなり起動できません。
どなたか解決策をご存知でしょうか?よろしくお願い致します。

環境:Windows11

事前作業:

下記URLと同症状が発生し、アップグレードインストールを行っています。

https://jp.community.intersystems.com/post/iris%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83…

操作:

1.タスクトレイアイコンから「InterSystems IRIS 開始(S)[IRIS]」を選択。

2.エラーメッセージが表示される。

イベントビューアのエラー:

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質問 Yuji Ohata · 11月 22, 2024

こんにちは、皆さま。
業務でIRISを用いて開発を行っている者です。

IRISに直接Insert文を発行する時と、JDBCを経由してInsert文を発行する時とで、
挙動差異があるように見受けれれまいたので、何かご存知な方がいらっしゃれば教えてください。

次の様なテーブルがあります。

それに対してDBeaverとIRIS管理ポータルからInsertを実行します。

★DBeaver

★IRIS管理ポータル

この後実際に作成されたグローバルの情報を確認すると、
『VARCHAR型』で作成したカラムに数値をInsertした際に、
実データの型が異なっていることがわかります。

DBeaver(JDBC) ➡ 文字列で登録
IRIS直     ➡ 数値で登録

個人的には『VARCHAR型』に数値が入ること自体がおかしいので、
DBeaverの方がまし(ホントは型違反とかになってほしい)と思うのですが、
この差異が何で発生するのか、また回避する方法をご存じな方がいらっしゃれば情報共有頂きたいです。

また、そもそもIRISはRDBを使っても型チェックが曖昧になるものなのかも気になっています。
さすがに数値のカラムに文字列を入れようとすると怒られるのですが、
上記の様な場合にチェックの仕組みが働かないのには違和感がありました。

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質問 Yuji Ohata · 12月 4, 2024

こんにちは、皆さま。
業務でIRISを用いて開発を行っている者です。

私自身SQLがあまり得意ではなく、
業務で書いてみたもののパフォーマンスがよくなく、
不要なループが含まれていた、無駄な検索条件が含まれている…なんてことが多々あります。

IRISの管理コンソールなどにはいろんな機能があると思うのですが、
パフォーマンス改善をするために利用できるツールなどはあったりしますでしょうか?

何かご存知の方がいらっしゃいましたら、情報共有頂けますと幸いです。

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記事 Toshihiko Minamoto · 12月 4, 2024 5m read

前回の記事では、ICD-10 による診断のコーディングをサポートできるように開発された d[IA]gnosis アプリケーションを紹介しました。 この記事では、InterSystems IRIS for Health が、事前トレーニングされた言語モデル、そのストレージ、およびその後の生成されたすべてのベクトルの類似性の検索を通じて ICD-10 コードのリストからベクトルを生成するために必要なツールをどのように提供するかを見ていきます。

はじめに

AI モデルの開発に伴って登場した主な機能の 1 つは、RAG(検索拡張生成)という、コンテキストをモデルに組み込むことで LLM モデルの結果を向上させることができる機能です。 この例では、コンテキストは ICD-10 診断のセットによって提供されており、これらを使用するには、まずこれらをベクトル化する必要があります。

診断リストをベクトル化するにはどうすればよいでしょうか?

SentenceTransformers と Embedded Python

ベクトルを生成するために、トレーニング済みのモデルからの自由テキストのベクトル化を大幅に容易にする SentenceTransformers という Python ライブラリを使用しました。 そのウェブサイトでは以下のように説明されています。

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記事 Hiroshi Sato · 12月 4, 2024 1m read

Embedded Pythonの導入に伴い、1つ嬉しいことは、直接エクセルファイルの読み書きができるようになったことです。

それでこの機能を使って、ミニ業務改革をちょこちょこ行なっているのですが、そこでちょっとハマったことを共有します。

実際この内容は実はIRISとは全く関係ないのですが、このDCコミュニティの皆さんが同じことでハマった場合に少しでも早く問題解決できるように情報共有します。

エクセルの計算式の入ったセルの値を読み取るときには、そのファイルのオープンの際にdata_only=Trueというフラグをつけないといけないのですが、そのファイルがopenpyxlで読み書きしたファイルの場合に、その計算式のセルの値(Noneとなる)がうまく読めないことがあります。

その場合には、そのファイルをエクセルで開いて再保存することで、正しく読むことができます。
以下にそのあたりの内容を説明したページがあります。

元ネタ

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質問 Akio Hashimoto · 12月 4, 2024

Pythonでは、拡張モジュールのバージョン違いが混同されないように、venv を使って仮想環境に拡張モジュールをインストールする事を推奨されてたりしますが、IRISから使用する場合に、このvenvで作られた仮想環境を利用する事は可能でしょうか?

PythonPathに仮想環境のパスを指定してはみましたが、プロジェクトから、あるいはimportで、その場所を指定する等出来るでしょうか?

何方か御存知の方がおられましたら、その方法などを教えて下さい。

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InterSystems公式 Seisuke Nakahashi · 12月 3, 2024

2024年第4四半期のプラットフォーム最新情報をお届けします。みなさまの2024年が素晴らしい年であること、そして2025年がもっと素晴らしい年になることをお祈りしています。 

初めてご覧になる方、はじめまして!この記事では、最近おこなわれた変更点や今後予定されている変更点に関する情報を、みなさまに共有させていただきます。ただ、将来の予測は難しい側面があり、ロードマップは約束されたものではないということを十分ご理解くださいませ。  

InterSystems IRIS 本番環境用オペレーティングシステムと CPU アーキテクチャ

Red Hat Enterprise Linux

  • 過去にお知らせ済みの変更点
    • IRIS 2024.1 での RHEL 9.4 および 8.10 に関するマイナー OS 認証が問題なく完了しました。
  • 今後予定されている変更点
    • RHEL の次期メジャーバージョン RHEL 10 のリリースは 2025年Q2 に予定されています。
    • 短期間サポートである RHEL 9.5 および 8.11 が今月はじめにリリースされました。IRIS 2024.1 でのマイナー OS 認証を実施中です。
  • Red Hat のリリースライフサイクルについては こちら をご覧ください。

Ubuntu

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質問 Akio Hashimoto · 11月 28, 2024

ここ最近になって、VSCodeで以下のようなエラーが出るようになり、波線だらけになってしまいます。
IRISサーバーとは連携出来ていて、コンパイルも通るので大きな問題ではないのですが、ソースが真っ赤っ赤になってとっても見辛いです。
これらを消す方法があれば教えて下さい。
VSCode、拡張モジュール共に最新です。

Avoid using legacy if/else flow control statements (cachequality:OS0089)

鍋蓋カッコを使わない1行のIF文のところで真っ赤な波線が出まくります。
例:if (a = "") set b = "c"
 

Consider using an If statement instead of a postconditional (cachequality:OS0039)

コマンドの後付条件を記載しているところで、青い波線が出まくります。
例:quit:var=""
 

This QUIT invocation exits the current method; consider using RETURN instead (cachequality:OS0031)

処理の途中で、Quitと書いていることろが黄色い波線が出まくります。

ちなみに、以下のようなメッセージも出ます。

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InterSystems公式 Seisuke Nakahashi · 11月 28, 2024

インターシステムズは InterSystems IRIS data platform、InterSystems IRIS for Health、HealthShare Health Connect のバージョン 2024.3 をリリースしました。2024.3 は Continuous Delivery(CD)リリースです。

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 26, 2024 5m read

ベクトルデータ型と Vector Search 機能が IRIS に導入されたことにより、アプリケーションの開発に多数の可能性が開かれました。こういったアプリケーションの例として、バレンシア保健省が AI モデルを使用した ICD-10 コーディング支援ツールを要求した公募で出品されたアプリケーションが最近私の目に留まりました。

要求されたツールのようなアプリケーションをどのように実装できるでしょうか? 必要なものを確認しましょう。

  1. ICD-10 コードのリスト。自由テキスト内で診断を検索するための RAG アプリケーションのコンテキストとして使用します。
  2. ICD-10 コード内で相当するものを検索するためにテキストをベクトル化するトレーニング済みモデル。
  3. ICD-10 コードとテキストの取り込みとベクトル化を行うために必要な Python ライブラリ。
  4. 可能性のある診断を見つけるためのテキストを受け入れる使いやすいフロントエンド。
  5. フロントエンドから受信するリクエストのオーケストレーション。

これらのニーズに対応するために、IRIS は何を提供できるでしょうか?

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InterSystems公式 Ayumu Tanaka · 11月 26, 2024

2024年12月4日に InterSystems System Alerting and Monitoring (SAM)  を InterSystemsダウンロードサイト、コンテナレジストリ、ドキュメントサイトから削除します。

InterSystemsは SAM の開発中止と、非推奨になることを昨年ご案内しました。現在この技術をお使いのお客様については、ミニマムサポートバージョンを過ぎた製品バージョンのサポートと同様にサポートを継続します。

これは、SAM が提供するオブザーバビリティに関心をもつようなお客様はほとんど、既存の運用プラットフォームのビューをより優れたものにするために、すでにInterSystems IRIS の Metric API構造化ログ(英語ドキュメント)を、組織のオブザーバビリティ・プラットフォームに接続済みだと判明したことによります。

現在ご利用中または利用を予定されていた SAM に関するご質問は、弊社担当アカウントチームにお問合せいただくか、 dbpprodmgrs@intersystems.com  までご連絡ください。

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お知らせ Mihoko Iijima · 11月 24, 2024

開発者の皆さん、こんにちは!

🎄 クリスマスの雰囲気が漂いはじめた今日のこの頃、今年最後のプログラミングコンテストで何か新しいことに挑戦するのはどうでしょうか? 

🏆 アイデア実現コンテスト 🏆

Community Opportunity のステータスを持ち、実際のプログラミングを必要とするInterSystems Ideas Portal のアイデアを実装した作品をご応募ください。

期間:2024年12月2日~22日

賞金総額: $14,000

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記事 Toshihiko Minamoto · 11月 21, 2024 6m read

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コミュニティの皆さん、こんにちは。
この記事では、iris-RAG-Gen という私のアプリケーションをご紹介します。

iris-RAG-Gen は、IRIS Vector Search の機能を使用して、Streamlit ウェブフレームワーク、LangChain、および OpenAI で ChatGPT をパーソナライズするジェネレーティブ AI 検索拡張生成(RAG: Retrieval-Augmented Generation)アプリケーションです。 このアプリケーションは IRIS をベクトルストアとして使用します。
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アプリケーションの機能

  • ドキュメント(PDF または TXT)を IRIS に取り込む
  • 選択されたドキュメントの取り込みを使ってチャットする
  • ドキュメントの取り込みを削除する
  • OpenAI ChatGPT
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お知らせ Toshihiko Minamoto · 11月 20, 2024

ほとんどの方が @Daniel TamajonCachéQuality プロジェクトをご存知かと思います。 まだご存知でない方のために説明すると、InterSystems 製品用に記述されたコードの静的構文アナライザーです。 コード内の様々な種類の問題や潜在的なバグがお客様のプロダクション環境で見つかる前に、それらを検出して解決するのに役立てられます。 つまり、CachéQuality を使用することで、より優れた製品を提供できるようになります。 ObjectScript コードのチェックに使用されるルールの完全なリストは、こちらをご覧ください。

これは Studio ですでに提供されているものですが、 VSCode でも使用できるようになりました。

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