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ITのセキュリティとは、ハードウェア、ソフトウェアまたは情報の盗難および損傷からコンピューターシステムを保護すること、およびこれらが与えるサービスの混乱または誤った指示から保護することです。 

セキュリティに関するInterSystemsのドキュメントを参照してください。

記事 Tomoko Furuzono · 4月 11, 2023 2m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
管理ポータルの監査メニューを使用する場合、ユーザに監査データベースの閲覧のみを許可するということはできません。
管理ポータルから監査データベースを閲覧する場合は、そのユーザに、
・%Admin_Secure:U(監査以外にもセキュリティ関連の操作が可能となる)
・%DB_IRISAUDIT:RW(監査データベースへの読み込み/書き込み権限)
等のリソースへの権限が必要になりますが、これを与えることにより、監査データベースの閲覧以外の操作も可能となってしまいます。

監査データベースの閲覧のみを許可したい場合には、管理ポータルの監査メニューは使用せず、外部ツール等からSQLで監査テーブルを参照するようにします。
このとき、ユーザに必要な権限は以下の通りです。※他の権限は与えないようにします。
・IRISAUDITデータベースへのRW権限 ⇒ %DB_IRISAUDITロールの付与
・%SYS.AuditテーブルへのSelect権限
 

1.新規ロールの作成
必要な2つの権限のみを含むロールを作成します。

(1)新規作成
システム管理>セキュリティ>[新規ロール作成]>名前入力>[保存]


(2)作成したロールに%DB_IRISAUDITロールを割り当てる
ロールの定義編集>Assigned Toタブ>%DB_IRISAUDITを選択して[割り当てる]

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記事 Tomoko Furuzono · 4月 10, 2023 3m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
管理ポータル:システムエクスプローラの使用には、%DevelopmentリソースのUse特権が必要です。
システムエクスプローラでの参照のみ利用可能とする権限をユーザに付与したい場合は、%DevelopmentリソースのUse特権(※1)と、該当のデータベースリソース(※2)への参照特権(R)を付与したロールを作成し、これをユーザに与えます。
※1.「%Development:U」を付与している場合はターミナルやスタジオも参照のみで使用可能となります。
※2.参照したいデータベースに割り当てられているリソースが%DB_DEFAULTリソースになっており、このデータベースのみに参照権限を設定したい場合は、事前に、このデータベース用の独自リソース(%DB_<データベース名>)を作成し、該当データベースに割り当てるようにします。

<図:独自リソースの作成>
[管理ポータル]>[システム管理]>[構成]>[システム構成]>[ローカルデータベース]>(該当データベースを選択)

【例】:testAユーザに、TESTデータベースへの参照のみを許可する。
1.新規ロール作成

2.ロール編集(リソースへの権限の追加)

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記事 Toshihiko Minamoto · 1月 31, 2023 10m read

開発者の皆さん、こんにちは!

この記事では、IRIS Security Package 用 REST API をセットアップする方法を学習します。 簡単な HTTP リクエストによって、ユーザー、役割、アプリケーションの追加などを作成し、ObjectScript でクライアントアプリケーションを生成できるようになります。

必要条件

必要なのは:

  1. IRISインスタンス(インストールキットまたはDocker)
  2. ObjectScript package manager (ZPM)
  3. ObjectScriptクライアントを生成するための2つ目のIRISインスタンス(オプション)

OpenExchangeで既存のアプリケーションとライブラリのセットを使用する予定です。 package manager (ZPM)を使用すると、それらのインストールが非常に簡単になります。 インスタンスに ZPM がない場合は、IRIS ターミナルにこのラインをコピーすることで簡単にインストールすることができます。

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記事 Megumi Kakechi · 1月 30, 2023 8m read

以下の2つの方法でセキュリティ設定をエクスポートおよびインポートできます。

- コマンドラインで行う場合は、^SECURITYユーティリティを使用します。
- プログラムで行う場合は、SecurityパッケージのExportおよびImportメソッドを使用します。
 

設定をエクスポートする方法:

◆コマンドラインで設定をエクスポートする方法(^SECURITY)

セキュリティの全ての設定、または個々のセクションをエクスポートできます。


^SECURITYを使用して、すべてをエクスポートする場合:

^SECURITYを使用すると、インスタンスのすべてのセキュリティ設定を簡単にエクスポートまたはインポートできます。
ターミナルで %SYS ネームスペースに移動し、^SECURITYを開始します。

USER>zn"%SYS"%SYS>do^SECURITY

^SECURITY を実行後、オプション12 の System parameter setup を選択します。
次のメニューで、オプション5 の Export All Security settings を選択します。
以下のようなプロンプトが表示されますので、Yes を入力します。

Export ALL security records? Yes => [yes または y を入力 -- 大文字小文字は関係ありません]
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記事 Toshihiko Minamoto · 8月 17, 2022 11m read


InterSystems IRIS には、暗号化、復号化、およびハッシュ操作の優れたサポートが備わっています。 クラス %SYSTEM.Encryption(https://docs.intersystems.com/iris20212/csp/documatic/%25CSP.Documatic.cls?LIBRARY=%25SYS&PRIVATE=1&CLASSNAME=%25SYSTEM.Encryption)の中には、市場に出回っている主なアルゴリズムのクラスメソッドがあります。

IRIS アルゴリズムと暗号化/復号化の方式

ご覧のとおり、操作は鍵に基づいており、3 つのオプションが含まれます。

  • 対称鍵: 暗号化と復号化の操作を実行する部分で同じ秘密鍵が使用されます。
  • 非対称鍵: 暗号化と復号化の操作を実行する部分で、暗号化に同じ秘密鍵が使用されますが、 復号化においては、各パートナーが秘密鍵を所有します。 この鍵は身元を証明するものであるため、他人と共有することはできません。
  • ハッシュ: 暗号化だけが必要で、復号化が不要である場合に使用されます。強力なユーザーパスワードを保存する際に一般的なアプローチです。

対称暗号化と非対称暗号化の違い

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記事 Hiroshi Sato · 3月 23, 2022 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

以下のコードは、https://www.intersystems.com/assets/intersystems-logo.png をダウンロードし、c:\temp\test.pngとしてファイルを保存する例になります。

以下のコードを動作させるためには、SSLTESTという名前のSSL定義を作成しておく必要があります。

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記事 Hiroshi Sato · 12月 21, 2021 1m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
 

監査ログをプログラミングで出力するために、監査ログの一覧を取得する%SYS.Audit クラスのListクエリを利用することができます。


サンプルコードは以下のようになります。

 Set statement=##class(%SQL.Statement).%New()  
 Set status=statement.%PrepareClassQuery("%SYS.Audit","List")
 Set rs=statement.%Execute()  
 Set tab = $char(9)
 While rs.%Next() {    
   Write rs.%Get("TimeStamp")_tab_rs.%Get("Event")_tab_rs.%Get("Username"),!      
}
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記事 Megumi Kakechi · 12月 9, 2021 3m read

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。
 

【 管理ポータルへのパスワード認証設定方法 】

管理ポータルの、
 [ホーム] > [システム管理] > [セキュリティ] > [アプリケーション] > [ウェブ・アプリケーション]
で /csp/sys、および、/csp/sys/ 以下の各アプリケーション(/csp/sys/expなど) の編集画面を開き、“許可された認証方法” の、"認証なし" のチェックを外し、“パスワード” のみチェックをして保存します。

また、これと同様のことを、ターミナルから、^SECURITYルーチンを使用して実行することも可能です。
以下は/csp/sys/アプリケーションに対する実行例です。*実行は%SYSネームスペースで行って下さい。*

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InterSystems公式 Yoichi Miyashita · 12月 1, 2021

InterSystems 製品のキットには Apache Web サーバが含まれています。
これにより、お客様が外部Webサーバをインストールせずに Caché/IRIS 管理ポータルを動作させる為の便利な方法を提供しています。
ただし、このWebサーバを実稼働インスタンスに使用しないでください。お客様は、システムに応じたニーズとセキュリティ/リスク要件に適合するWebサーバを別途インストールする必要があります。

最近のテストでは、現在含まれている Apache Web サーバにいくつかのセキュリティ問題があることがわかっていますが InterSystems が管理していないテクノロジである為、
InterSystems は、Apache または別のサードパーティから直接取得した Web サーババージョンをインストールし、付属の Apache Webサーバ を無効にすることをお勧めします。
InterSystems は、今後のリリースに Apache Web サーバの新しいバージョンを含める予定です。
現在のバージョンと同様に、そのバージョンも本番インスタンスには使用できません。
当社の製品の将来のリリースでは、InterSystems はWeb サーバを同梱またはインストールしません。
計画の詳細については、今後、更新情報を提供する予定です。 

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記事 Megumi Kakechi · 11月 15, 2021 1m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

SELinuxの機能が有効になっているとファイルアクセス時にセキュリティコンテキストのチェックで permission エラーになります。

CSP のページについても同様に permission エラーになっているため、Apache にて 403 Forbidden エラーになります。  

以下の設定でSELinuxの機能を無効にすることで回避できます。

設定ファイル /etc/selinux/config の SELINUX=disableに設定し、OS の再起動を行います。

例:

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お知らせ Mihoko Iijima · 11月 2, 2021

開発者の皆さん、こんにちは!

次の InterSystems オンラインプログラミングコンテストが決定しました! 

お題は・・・・   🏆 InterSystems Security Contest 🏆

応募期間は 2021年11月15日~11月28日 です!

💰 賞金総額: $9,450 💰

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記事 Toshihiko Minamoto · 10月 26, 2021 10m read

InterSystems IRISを初めて使用し始める際には、最低限のセキュリティレベルでのみシステムをインストールするのが通例です。 パスワードを入力する回数が少なくて済むため、初めて作業を始めるときに、開発サービスやWebアプリケーションの操作がより簡単になるからです。 また、開発済みのプロジェクトまたはソリューションをデプロイする際には、最小限のセキュリティを適用している方が便利な場合があります。 それでも、プロジェクトを開発環境から非常に敵対的な可能性のあるインターネット環境に移行する時が来れば、本番環境にデプロイされる前に、最大限のセキュリティ設定(つまり、完全なロックダウン状態)でテストしなければなりません。 これがこの記事の論点です。 InterSystems Caché、Ensemble、およびIRISにおけるDBMSセキュリティ問題をさらに包括的に説明した記事については、私の別の記事、「Recommendations on installing the InterSystems Caché DBMS for a production environment」(本番環境向けにInterSystems Caché DBMS をインストールするための推奨事項)をご覧ください。 InterSystems IRISのセキュリティシステムは、さまざまなカテゴリ(ユーザー、サービス、リソース、特権、およびアプリケーション)に異なるセキュリティ設定を適用する概念に基づいています。 ユーザーにはロールを割り当てることができます。 ユーザーとロールには、データベース、サービス、およびアプリケーションといったリソースに対し、さまざまな読み取り、書き込み、および使用の権限を付与することができます。 ユーザーとロールには、データベースのSQLテーブルに対するSQL特権も与えられます。

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記事 Mihoko Iijima · 10月 12, 2021 6m read

開発者の皆さん、こんにちは。

いつも使用しているユーザでアプリケーションや InterSystems 製品(IRIS/Caché/Ensemble/HealthShare) にアクセスしたとき、セキュリティ設定変更などの影響で急にアクセスできなくなった!という場合に、調査に便利な監査ログの参照方法をご紹介します。

ここでは、%Allロールを持つシステム管理ユーザ( _system や SuperUser )で管理ポータルにアクセスできる状態での確認方法をご紹介します。

監査ログですが、まずはシステムで監査が取られる設定になっているかご確認ください(通常無効化されている場合は、調査の時だけ有効に変更してください)。

管理ポータル > システム管理 > セキュリティ > 監査 > 監査を有効に

次に、アクセスできなくなった原因を探るため、以下のシステムイベントの監査を取得できるように変更します。

管理ポータル > システム管理 > セキュリティ > 監査 > システムイベントを構成
以下のイベントの「状態変更」をクリックし、 Enabled に はい と表示されるようにします。

  • %System/%Login/LoginFailure
  • %System/%Security/Protect
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記事 Hiroshi Sato · 9月 9, 2021 2m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
 

2025.1以降CORS関連の設定方法は大きく変わっています。

詳細は、以下の記事を参照してください。

jQueryを使用してIRISからJSONデータを取得する方法

%CSP.REST クラスを継承する REST 用ディスパッチクラスで REST を実装している場合は、クロスドメイン制約回避用に用意されたパラメータ HandleCorsRequest を利用します。

設定方法は以下の通りです。

REST 用ディスパッチクラスをスタジオで修正する場合は、
[クラス] > [リファクタ] > [オーバーライド] を開き、[パラメータ]タブを選択 > [HandleCorsRequest] を選択後OKボタンを押下します。

 

以下の定義が追加されるので、1を設定します。

Parameter HandleCorsRequest=1;

REST ディスパッチクラスを Atelier で修正する場合は、オーバーライドメニューの用意がないため、パラメータの定義を追加するか、%CSP.REST クラスを開き、HandleCorsRequest の定義をコピーし修正します。

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記事 Toshihiko Minamoto · 8月 11, 2021 17m read

不在時に、セキュリティとプライバシーを維持しながら、コンピューターを相互に信頼させるにはどうすればよいでしょうか?

「ドライマルティーニを」と彼は言った。 「1 杯。 深いシャンパングラスで。」
「承知いたしました。」
「気が変わった。 ゴードンを 3、ヴォッカを 1、キナリレを半量。 キンキンに冷えるまでよくシェイクしてから、大きめの薄いレモンピールを 1 つ加えてくれ。 わかったかい?」
「お承りいたしました。」 バーテンダーはその考えが気に入ったようだった。
イアン・フレミング著『カジノ・ロワイヤル』(1953 年)より

OAuth は、ユーザーログイン情報を伴うサービスを「運用中」のデータベースから、物理的にも地理的にも分離する上で役立ちます。 このように分離すると、ID データの保護が強化され、必要であれば、諸国のデータ保護法の要件に準拠しやすくしてくれます。

OAuth を使用すると、ユーザーは、最小限の個人データをさまざまなサービスやアプリケーションに「公開」しながら、一度に複数のデバイスから安全に作業することができるようになります。 また、サービスのユーザーに関する「過剰な」データを操作しなくてよくなります(データはパーソナル化されていない形態で処理することができます)。

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記事 Toshihiko Minamoto · 8月 9, 2021 4m read

1 年ほど前、私のチーム(多数の社内アプリケーションの構築と管理、および他の部署のアプリケーションで使用するツールやベストプラクティスの提供を担う InterSystems のアプリケーションサービス部門)は、Angular/REST ベースのユーザーインターフェースを元々 CSP や Zen を使って構築された既存のアプリケーションに作りこむ作業を開始しました。 この道のりには、皆さんも経験したことがあるかもしれない興味深いチャレンジがありました。既存のデータモデルとビジネスロジックに新しい REST API を構築するというチャレンジです。

このプロセスの一環として、REST API 用に新しいフレームワークを構築しました。あまりにも便利であるため、自分たちだけに取っておくわけにはいきません。 そこで、Open Exchange の https://openexchange.intersystems.com/package/apps-rest で公開することにしました。 今後数週間または数か月の間に、これに関する記事がいくつか掲載される予定です。それまでは、GitHub のプロジェクトドキュメント)https://github.com/intersystems/apps-rest)に用意されたチュートリアルをご利用ください。

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記事 Toshihiko Minamoto · 7月 28, 2021 7m read

この 3 部構成の記事では、IAM を使って、以前に IRIS にデプロイされた認証されていないサービスに OAuth 2.0 標準に従ったセキュリティを追加する方法を説明します。

パート 1 では、サービスを保護するプロセス全体を理解しやすくするために、IRIS と IAM の基本的な定義と構成を示しながら OAuth 2.0 の背景を説明しました。

パート 2 では、着信リクエストに存在するアクセストークンを検証し、検証が成功した場合にはそのリクエストをバックエンドに転送するように IAM を構成する手順について詳しく説明しました。

連載の最後となるこのパートでは、IAM がアクセストークンを生成(承認サーバーとして機能します)してそれを検証するために必要な構成と、重要な最終考慮事項を説明します。

IAM をお試しになりたい方は、InterSystems 営業担当者にお問い合わせください。

シナリオ 2: 承認サーバーとアクセストークンのバリデーターとしての IAM

このシナリオでは、最初のシナリオとは異なり、「OAuth 2.0 Authentication」というプラグインを使用します。

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記事 Toshihiko Minamoto · 7月 26, 2021 5m read

この 3 部構成の記事では、IAM を使って、以前に IRIS にデプロイされた認証されていないサービスに OAuth 2.0 標準に従ったセキュリティを追加する方法を説明します。

パート 1 では、サービスを保護するプロセス全体を理解しやすくするために、IRIS と IAM の基本的な定義と構成を示しながら OAuth 2.0 の背景を説明しました。

このパートでは、着信リクエストに存在するアクセストークンを検証し、検証が成功した場合にはそのリクエストをバックエンドに転送するように IAM を構成する手順について詳しく説明します。

この連載の最後のパートでは、IAM でアクセストークンを生成し(承認サーバーとして機能します)、それを検証するようにするための構成を説明し、重要な最終考慮事項を示します。

IAM をお試しになりたい方は、InterSystems 営業担当者にお問い合わせください。

シナリオ 1: アクセストークンのバリデーターとして機能する IAM

このシナリオでは、JWT(JSON Web トークン)形式でアクセストークンを生成する外部承認サーバーを使用します。 この JWT はアルゴリズム RS256 と秘密鍵を使用して署名されています。 JWT 署名を検証するには、ほかのグループ(この場合 IAM)に承認サーバーが提供する秘密鍵が必要です。

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記事 Toshihiko Minamoto · 7月 19, 2021 5m read

はじめに

近年、オープン認証フレームワーク(OAuth)を使って、あらゆる種類のサービスから信頼性のある方法で安全かつ効率的にリソースにアクセスするアプリケーションが増えています。 InterSystems IRIS はすでに OAuth 2.0 フレームワークに対応しており、事実コミュニティには、OAuth 2.0 と InterSystems IRIS に関する素晴らしい記事が掲載されています。

しかし、API 管理ツールの出現により、一部の組織はそのツールを単一の認証ポイントとして使用し、不正なリクエストが下流のサービスに到達するのを防ぎ、サービスそのものから承認/認証の複雑さを取り除いています。

ご存知かもしれませんが、InterSystems は、IRIS Enterprise ライセンス(IRIS Community Edition ではありません)で利用できる InterSystems API Management(IAM)という API 管理ツールを公開しています。 こちらには、InterSystems API Management を紹介する素晴らしい別のコミュニティ記事が掲載されています。

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記事 Shintaro Kaminaka · 4月 15, 2021 9m read

開発者の皆さん、こんにちは。 以前の記事でIRIS for Health上でFHIRリポジトリを構築し、OAuth2認証を構成する方法をご紹介しました。

この代行認証編では、IRIS for HealthのFHIRリポジトリに組み込まれた認証機能ではなく、IRISの代行認証機能+ZAUTHENTICATEルーチンを使用して認証を行う方法をご紹介します。

前回記事でご紹介したように、標準のFHIRリポジトリの認証機構では、アクセストークンの発行先を追加するためのAudienceの指定(aud=https://~) や、アクセストークンだけではなくベーシック認証の情報を送付するなどの対応が必要でした。

スクラッチでFHIRクライアントを開発するのではなく、既成の製品やアプリケーションからアクセスする場合、上記のような処理の実装ができないことがあるかもしれません。 そのような場合には、この代行認証+ZAUTHENTICATEルーチンを使用して、カスタマイズした認証の仕組みを構築することができます。

この記事に含まれる情報のドキュメントについて

この記事で記載されている情報はIRIS for Healthのドキュメントにも含まれている内容をわかりやすく再構成したものです。

RESTサービスの保護:RESTアプリケーションおよびOAuth2.0

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記事 Shintaro Kaminaka · 4月 15, 2021 7m read

開発者の皆さん、こんにちは。

以前の記事でIRIS for Health上でFHIRリポジトリを構築し、OAuth2認証を構成する方法をご紹介しました。 IRIS for Health 2020.4がリリースされ、FHIRリポジトリのアクセストークンをチェックする機能が追加になりました。

ドキュメントはAccess Token Scopesです。

この記事ではドキュメントの記載も抜粋しながらこの機能を紹介していきます。

Basic Processing

The access token that accompanies a request must include at least one patient clinical scope or user clinical scope, or else the request is rejected with an HTTP 403 error. If an access token contains both a patient clinical scope and a user clinical scope, the FHIR server enforces the patient clinical scope while ignoring the user clinical scope.

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記事 Mihoko Iijima · 12月 28, 2020 3m read

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

データベース暗号化は、ディスクヘの書き込みまたはディスクからの読み取りで暗号化と復号が実行されるため、アプリケーションのロジックに手を加える必要はありません。

この機能のドキュメントについては、以下ご参照ください。

マネージド・キー暗号化【IRIS】

マネージド・キー暗号化


暗号化データベース作成までの流れは、以下の通りです。

(1) 暗号化キーの作成

  • (a) 管理者 ユーザ名/パスワード
  • (b) 暗号化キーファイル

(2) 暗号化キーの有効化

(3) 暗号化されたデータベースの作成

暗号化データベース作成後の運用のための設定は以下の通りです。

〇 データベース暗号化の起動設定(暗号化キーの有効化をどのように行うか)

暗号化されたデータベースは、"暗号化キーの有効" が行われてアクセスできるようになります。
既定の設定では、"暗号化キーの有効"を行いませんので、以下3種類の方法から選択します。

① キーを有効化しない起動の構成

既定の設定のまま、インスタンス起動時に "暗号化キーの有効" が行われません。
暗号化されたデータベースをマウントする前に管理ポータルなどから "暗号化キーの有効" を行う必要があります。

以下の場合、この運用は適応できません。

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記事 Toshihiko Minamoto · 12月 16, 2020 1m read

Windows と Mac で InterSystems IRIS 2019.1 (および 2018.1.2) の SSL/TLS 設定に認証局 (CA) の証明書を簡単に追加する新しい方法ができました。  IRIS にオペレーティングシステムの証明書ストアを使用することを要求するために、

%OSCertificateStore

を "信頼された証明書機関 X.509 証明書を含むファイル" のフィールドに入力します。   以下はポータルでそれを実行する方法を示した画像です。

また、これについて説明したドキュメントへのリンクはこちらです。  "信頼された証明書機関の証明書を含むファイル" のオプションの中を探してください。

必要な操作はこれだけです!  これで、OS 証明書ストアに載っているすべての CA の証明書をこの設定に使用することができます。

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記事 Mihoko Iijima · 12月 15, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

デフォルトでは、セキュリティ脆弱性対応の観点でウェブサービス用テストページの実行を許可していません。

テスト目的等で利用する場合は、テストページへのアクセスを有効にする必要があり、以下グローバル変数のセットを %SYS ネームスペースで実行する必要があります。

set ^SYS("Security","CSP","AllowClass",0,"%SOAP.WebServiceInvoke")=1
set ^SYS("Security","CSP","AllowClass",0,"%SOAP.WebServiceInfo")=1

 

詳細については、以下のドキュメントもご参照下さい。

カタログおよびテスト・ページについて【IRIS】

カタログおよびテスト・ページについて 

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記事 Toshihiko Minamoto · 12月 7, 2020 10m read

    以前の記事では Arduino を使い始め、最終的には気象観測所のデータを表示できるようになりました。 この記事ではさらに掘り下げ、InterSystems Caché アプリケーションに対して RFID カードと Arduino を介した認証をセットアップします。

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記事 Toshihiko Minamoto · 12月 4, 2020 5m read

みなさん、こんにちは。

数日前、SOAP(Web)サービスを使用して、REST に基づく新しいアプリケーション API と同じ認証を使用できるように、既存のレガシーアプリケーションを拡張したい、とお客様から伺いました。 新しいアプリケーションは OAuth2 を使用しているため、課題は明らかでした。SOAP リクエストを含むアクセストークンをどのようにしてサーバーに渡すか、ということです。

Google でしばらく調べてみたところ、SOAP エンベロープにヘッダー要素を追加してから、アクセストークンを検証するために必要なことを Web サービス実装が実行できるようにするのが 1 つの実現方法であることがわかりました。

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記事 Hiroshi Sato · 10月 29, 2020 1m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
 

起動時に、 CTELNETD startup error: bind(sock) failed Telnet23ポートは別ソフトでは使用していません。というエラーが発生する場合の対処法です。

現在、InterSystems製品と以下のソフトの組み合わせで、この現象が発生することがわかっています。

  1. NOD32 (セキュリティソフト)※1
  2. McAfee (セキュリティソフト・V5以前)※2
  3. AntiVirus2004 (セキュリティソフト)
  4. AirH トルネード (パケット圧縮ツール)
  5. Norton インターネットセキュリティ ※3
  6. Norton パーソナルファイアウォール ※3
  7. Sygate Personal Firewall
  8. WinGate
  9. Outpost
  10. ZoneAlarm
  11. McAfee Security Suite のプライバシーサービス  

これらがインストールされていると、InterSystems製品の起動も、各GUIツールも正しく動作しません。


上記ソフトウェアについては、アンインストールをお願いいたします。

※1 IMONで、InterSystems製品の全実行ファイルを監視をしないように指定することで、正常に動作します。

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記事 Mihoko Iijima · 9月 16, 2020 2m read

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

InterSystemsでは、パフォーマンスの影響や動作不調を避けるために、データベースファイルを含む主要なコンポーネントをウイルススキャンの対象から除外していただくことを推奨しております。

具体的には、アンチウイルスソフトのスキャン対象から、以下のファイルを除外してください。

  • データベースファイル(IRIS.DAT/CACHE.DAT)
  • <インストールディレクトリ>/bin 内の実行可能ファイル(EXE) 
  • ライトイメージジャーナル(WIJ)
  • ジャーナルディレクトリ内のジャーナルファイル

上記ファイルが、アンチウイルスソフトで除外設定されていない場合、「SERIOUS DISK WRITE ERROR...」のようなエラーが発生する場合があります。

このエラーは、実際にハード的なディスク障害が原因であることもありますが、それ以外にアンチウィルスソフトのウィルスチェックなどによって、ディスクへの書き込みが阻止された場合にも起こります。

詳細は、下記ドキュメントページをご参照ください。

インターシステムズ製品と連係して動作するようにサードパーティ・ソフトウェアを構成する方法【IRIS】
インターシステムズ製品と連係して動作するようにサードパーティ・ソフトウェアを構成する方法

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記事 Shintaro Kaminaka · 8月 26, 2020 23m read

作成者:Daniel Kutac(InterSystems セールスエンジニア)

パート 3. 付録

InterSystems IRIS OAUTH クラスの説明

この連載の前のパートでは、InterSystems IRIS を OAUTH クライアントおよび認可/認証サーバー(OpenID Connect を使用)として機能するように構成する方法について学びました。 この連載の最後のパートでは、InterSystems IRIS OAuth 2.0 フレームワークを実装するクラスについて説明します。 また、一部の API クラスのメソッドの使用例についても説明します。

OAuth 2.0 を実装する API クラスは、目的に応じて 3 種類のグループに分けることができます。 すべてのクラスは %SYS ネームスペースで実装されています。 これらの一部は(% package 経由で)公開されていますが、一部は非公開になっており、開発者が直接呼び出すことはできません。

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