これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
InterSystems製品のプロセスが消費するメモリ領域は以下の6つの領域になります。
プロセスのプライベートな領域
1. プロセスパーティション(ローカル変数テーブル等、プロセスごとに使用するメモリ)
2. 長い文字列(LongString)使用メモリ
3. 文字列スタック...等
プロセス間共有領域
4. データベースキャッシュ
5. ルーチンキャッシュ
6. 一般ヒープメモリ(プロセステーブル、ロックテーブル等)
プロセスが使用するメモリ領域は、「プライベート領域」と「共有領域」の大きく2種類に分かれます。
プライベートな領域はそのプロセスのみが使用し、個々のプロセス毎にメモリを割り当てます。
共有領域は、プロセス間で一つのメモリ領域を共有してアクセスしていますので実体はメモリ上に 1つです。
以下それぞれの領域の値は、管理ポータルで指定します(設定可能な場合)。
(1) プロセスパーティションのサイズ
[システム管理] > [構成] > [システム構成] > [メモリと開始設定] > [プロセスあたりの最大メモリ(KB)]